『児童相談所が子供を殺す』発売になりました。
2016年09月21日
文春新書から、発売されました。
なぜ児童虐待、虐待死がなくならないのか、なぜ児童相談所は子どもを救えないのか、
そして、どうしたら大人は子どもを救えるのかを書いています。
序章「私が目の当たりにした悲劇」
では、児童相談所の実態について、何が行われているかを
いくつかの事例を通して書いています。
第1章「なぜ虐待死は防げなかったのか」
では、相模原児童相談所事件を分析しています。
虐待されていた中学生の男の子が、児童相談所が関わり続ける中、
そして、「保護して欲しい」と児童相談所に訴え続けたにも関わらず、
保護してもらえず、自殺してしまった事件です。
なぜ、相模原児童相談所は子どもを保護しなかったのか。
でもこの事件は、どこの児童相談所で起こっても不思議ではない事件なのです。
その原因は何か。
それを分析してます。
マスコミのように、「人手が足りない」「専門家不足」
という言葉では片づけられない現実が児童相談所の中にはあるのです。
内容についてはまたご紹介したいと思いますが、
ぜひみなさん、お読みください。
一緒に子どもを救いましょう。