フジテレビ「目覚ましテレビ」コメントが流れました。北海道置き去り事件について~しつけ~
フジテレビ「目覚ましテレビ」で北海道置き去り事件についての取材を受け、
今朝、コメントが流れました。
「置き去りにされた時の子どもの行動パターンは?」
という質問でしたが、一定の行動パターンがある訳ではない、と思うのです。
子どもはきっと、自分が言うことをきかなかったから、
自分が悪い子だから、お父さんお母さんに捨てられてしまったんだ。
と思ってしまった、という事は考えられます。
以前にもブログで書いていると思いますが、
子どもは、親の言葉をそのまま信じてしまいます。
「出て行け」
「あんたなんかいらない」
親にすれば、本心ではないからこそ、言える言葉。
けれど子どもは信じてしまう。
外出した時に、子どもがあまりにも言うことを聞かないから、
「このまま、ここにずっといなさい!」
と言ってその場を立ち去り、子どもの見えない所から
そっと見守って、しばらくたって子どもの所に戻る。
しつけとして、やって来たお母さんはいると思います。
そういうしつけを受けて来た、大人もいると思います。
北海道の子は、どうしていなくなってしまったのか。
これだけ大規模に捜索しているのに、どうして見つからないのか。
これも聞かれました。
分からないけれど、「捨てられた」と思ってしまった子は、
悲しくて、パニックになって、無我夢中で走ったのではないでしょうか。
目的もなく、目指す方向性もなく。そしてどんどん山の中に迷い込んでしまう。
あり得ない事ではありません。
親御さんは、非常に悔やんでいられる事でしょう。
こんな事になるとは思っていなかったと思います。
すぐに迎えに行くつもりでいらっしゃった。
「しつけとして」。
親の気持ちが子どもに伝わらない。親子の気持ちのすれ違い。
悲しいけれど、起こってしまう事です。
どちらにとっても、悲しい事です。
お子さんが、1日も早く見つかる事を心から望んでいます。