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山脇由貴子心理オフィス

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児童相談所が子どもを『拉致』と言われる理由~一時保護から施設入所、そのやり方、詐欺に似てませんか?~

2017年09月07日

児童相談所に子どもを拉致された。
そんな言葉をネットで見るたびに、
どうして「拉致」と言われてしまうんだろう。
ずっと考えていることです。

もちろん、親御さんにすれば、
いきなり子どもを連れて行かれてしまうんですから、
「拉致」と思っても仕方がありません。
でも、改めて、児童相談所が子どもを保護してからの
経緯を考えてみました。

児童相談所が児童虐待の疑いで子どもを保護する。
そして、「家には帰せない」と児童相談所が判断、
あるいは子どもが「家に帰りたくない」と言う。
その場合のその後の流れです。

児童相談所は親御さんにお子さんを保護した事を伝えます。
居場所は教えられない。
子どもの様子も
「元気です。規則正しい生活をしています」
くらいしか教えてもらえません。

そして、
「家には帰せませんので、施設入所の承諾書にサインして下さい」
と言われます。
親御さんが承諾出来ない、と言うと
「承諾してもらえないなら、裁判になります。
 お子さんにも会えません。」
と言われます。

この一言、怖いですよね。
もちろん、児童相談所は権限があっての発言なのですが、
親御さんにとってみれば、脅しのような言葉です。

そして、
「承諾して頂ければ、お子さんには会えます。」
と言われます。
ここで、多くの親御さんは承諾書にサインしてしまいます。
どうしたって、子どもに会いたい。
そう思うからです。
それに、裁判なんて、嫌だからです。

すると今度は、
「承諾して頂いたので、施設入所の措置費を
 負担して頂くことになります」
と言われます。
収入に応じてですが、子どもが施設で生活することになると、
親御さんは費用を負担しなくてはならなくなります。

そして、親御さんが
「いつ帰してもらえるんですか?」
と聞くと
「それは分かりません」
と言われます。
承諾書にサインをした以上、児童相談所は
子どもを18歳まで措置し続けることが出来るのです。

つまり、すごーく簡単に言ってしまえば。

子どもを預かりました。
施設入所、つまり長期間離れて生活することに
同意しなければ、裁判になります。
子どもにも会えません。
でも同意してくれるなら、
子どもには会えます。
でもお金は払って下さい。
そしていつ帰すかは私たちが決めるのでわかりません。

という事。
これだけ見ると、詐欺に似てませんか?

もちろん、児童相談所は法的権限があってやっているので、
違法、という事にはなりません。

でも、だからこそ、何がきっかけで
子どもを児童相談所に保護されてしまうのか。
保護されたらどうなるのか。
承諾書にサインをする、とはどういう意味なのか。
何が起こるのか。

そういうことを、多くの方に知ってもらうべきですよね。
そして、何より、児童相談所は
もっともっと、丁寧に説明をすべきだと思うのです。

今も、子どもを保護されてしまって
苦しんでいる親御さんや、
承諾書にサインをしてしまって
後悔している親御さんがいるのだろう、と思います。