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山脇由貴子心理オフィス

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児童相談所に子どもを保護されてしまったお父さん、お母さんのお悩み~児童相談所との裁判~

2017年08月09日

今回は、以前から書いている、高校生の娘さんを
児童相談所に保護されてしまったお父さん、お母さんのお話の続きです。

児童相談所に子どもを保護され、
児童相談所と話合いを繰り返しても
子どもを帰してもらえる見込みはなく、
以前書いた通り、私立高校の保証人も
児童相談所に勝手に変更されてしまった
お父さん、お母さんは、児童相談所に判断を任せるのではなく、
家庭裁判所の審判を希望しました。
そしていよいよ、家庭裁判所からの通知が来ました。

送られて来たのは、
・審判期日の通知と呼び出し状
・児童相談所の「施設入所が必要」という申立書
・その他、事務手続きに関する書類
ざっとこんな内容です。

児童相談所に訴えられた訳ではないのですが、
呼び出された日に行けばよい、という訳ではなく、
お父さん、お母さんも、自分達の主張をしなくてはなりません。
お父さん、お母さんは書記官から、
「答弁書」
を作るように言われました。
そして、お母さんがずっとカウンセリングに通っていた
私の話も聞いて欲しい、と
家庭裁判所に強く希望された為、私も
「陳述書」
を書くことになりました。

私は、児童相談所が作る書類については
経験上よくわかっているので、陳述書を書くのは
さほど大変なことではありません。
ですが、お父さん、お母さんにとって、
「答弁書」を書くのはとても大変なことです。

まず、当たり前に、裁判所に提出する書類とは
どんなものであるべきなのか、一般の人には分かりません。
何をどんな風に書けばよいのも分かりません。
多くの親御さんが弁護士を依頼する気持ちが
分かりました。

ですので、答弁書作りもお手伝いしました。
お手伝いしながら、大変さをさらに実感。
児童相談所の申立書に沿って、
事実に反する事は、反論し、事実を説明する。
このご家庭の場合、児童相談所の書類が、
住民票を見ればわかることから間違っていたので、
そこから間違いを指摘。

そして以前書いた通り、お母さんが子どもの
携帯を見ることを「虐待」とされていたので、
そもそも携帯はお母さんのものであって、
娘のものではない事を説明。

その他、児童相談所が「虐待」と判断している内容について、
間違いの指摘と事実の説明。
さらに、今までの子育ての振り返り、
保護に至ってしまった事についての反省。

今後、どの様な子育てを考えているか、
子どもとの関係修復にどんな方法を考えているか。
協力者には誰がいるか。

出来るだけ詳しく書きました。
そして、気をつけなくてはならないのは、
児童相談所に対する不満があっても
児童相談所への不満や悪口は書かないこと。
そして、感情的にならない事。

お父さん、お母さんは私のアドバイスに従って、
頑張って答弁書を作りました。
ご両親の答弁書と私の陳述書で合計A4 21枚。
力作です。

おかげで、審判当日、裁判官に
「申し分のない答弁書」
と誉めて頂いたそうです。
良かった、よかった。

ただし、審判当日は、
児童相談所とご両親の意向は
やはり一致しない事の確認で終わりました。

なので審判は継続しています。
続きはまた進展があり次第。