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山脇由貴子心理オフィス

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埼玉・鶴ヶ島の小6女児自殺「いじめ」 同級生2人を児相通告

2018年04月03日

埼玉の鶴ヶ島で昨年11月に小6の女の子が自殺してしまった事件で、

埼玉県県警は、同級生2人を児童相談所に通告した、

というニュースが報道されました。

https://mainichi.jp/articles/20180403/ddm/041/040/149000c

自殺してしまった女の子は、同級生2人に

飲食代を複数回支払わさせたり、

また、女の子の意にそぐわない事を言わせ、

その様子をスマートフォンで動画撮影した、という事です。

 

女の子は、同級生からのいじめを苦に、自殺してしまった

という事が、認められたということです。

 

学校で起こったいじめに関して、

学校内だけで解決するのではなく、

きちんと警察に関わってもらう。

これは大切なことであり、私はいつも講演会で話していることです。

こうした流れが増えてゆけば良いと思います。

 

学校は、学校内で起こった事は、学校が解決しなくては、

と思いがちですが、

「悪いことをしたら警察に捕まる」

と、子どもに教えることは、大人の責任です。

それは、社会のルールだから。

 

そして、これから重要なのが児童相談所の果たすべき役割です。

警察からの通告とは、警察が児童相談所に、

児童相談所の指導が必要、と通告書を送る、

つまり指導を児童相談所に委ねる、という事です。

児童相談所は通告を受けたら、子どもと親に面接し、

事実確認をし、児童心理司という心理の専門家が

知能検査をしたり、心理テストをすることで、

子どもの行動の原因を分析し、

そして同じことを繰り返さない為に何が必要かを判断する。

それが児童相談所の役割です。

 

私も、児童相談所で働いている時には、

たくさんの警察からの通告を受け、

子どもの心理分析をしてきました。

 

ですが、児童相談所で働く職員の中には、

警察からの通告、つまり何らかの法に触れる行為を

した子ども達に対して、表面的なお説教をし、

「もう2度としない」

と約束をさせて終了にする人もいました。

 

それでは、本当の再発防止になるはずがありません。

お説教ならば、学校の先生だってしているはずです。

 

専門家にしか分からない、子どもの行動の原因を分析し、

そして2度と同じことが起こらない為に、

大人は何をすべきか。

それを、児童相談所と学校と保護者で、

きちんと話し合う所まで、児童相談所はやるべきだと思うのです。