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山脇由貴子心理オフィス

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岐阜県羽鳥市 トイレに赤ちゃんが置き去り~意外に多い、墜落分娩~

2016年08月16日

岐阜県羽鳥市で、盆踊り会場のトイレに、赤ちゃんが置き去りにされていたのが発見されました。

推測に過ぎませんが、墜落分娩なのではないかと・・・
児童相談所で働いていた時には、時々遭遇しました。

トイレで出産してしまう。
どうして?と思われる方も多いかもしれません。
けれど、決して少なくはないのです。

妊娠していることに気づかなかった。
これは現実にあります。
もともと、生理不順だったりする女性は、生理が来なくても、
「いつものこと」
と思ってしまうのです。

そして、妊娠に気づいているけれど、どうすることも出来ない。
あるいは、妊娠に気づいた時には、もうどうすることも出来なかった。
こういう女性も少なくありません。

いずれも、相談する人がいない、という孤独が関係しています。
相談出来る家族がいなくても、
地域には児童相談所もあるし、地域の保健相談所もあるのですけれど、
私の児童相談所で働いていた経験的にも
多くの女性達は、妊娠したことを相談に行くと「怒られる」「責められる」
と思ってしまいがちです。

不注意だとか無責任だとか。

でも、不安になる、ってことはすでに自分で自分を責めてしまっているのです。
生んでも育てることは出来ない。
それだけは分かっていて、だからこそ、きっと怒られてしまうだろう、と。
だったらなんで子どもを作ったんだ、
子どもが出来るようなことをしたんだ、って。

不安になる気持ちはわかります。
怖いのも分かります。
妊娠していることを誰にも知られたくないのも分かります。

まだ学生で妊娠してしまった女の子は、お金もないのに
「どうにか家族に知られずに自分だけで解決できないか」
と真剣に悩んでいました。

お母さんにとっても、生まれて来た子どもにとっても、悲しいことです。
けれど、様々な相談機関が厳しいことを言うのも現実です。

相談に来た方全てに
「よく相談してくれました」
と言ってくれるような公的な相談機関が増えてくれることが望まれます。
児童相談所も。

それが、悩んでいる女性を救い、生まれて来る子どもを救うことにつながるのだから。