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山脇由貴子心理オフィス

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携帯依存・スマホ依存 ~今どきの子どもたちの友だち事情~

2016年02月16日

「子どもがスマホをずっといじっている」
これも、ゲーム同様、お母さんたちの共通の悩みです。

スマホを何歳から持たせるか。これもお母さんたちは悩んでいます。
「スマホを持たせてほしい」
と子どもが言い、お母さんがダメと言い、喧嘩になる。
そういう親子にもたくさん会って来ました。

確かに今どき、中学生くらいになると、スマホを持っていないと
いじめの対象になりかねません・・・
でも、スマホを買ってあげると、
「食事中もずっとスマホをいじっていて・・・」
「スマホを持ってお風呂に入ると、3時間以上入っていて、
 家族が困るんです」
お母さんたちの悩みは尽きません。

では、なぜ子どもたちは、ここまでスマホを手放せないのでしょう。
今どきの子どもたちの友だち事情は、確実に変化して来ています。
ある中学生の女の子は言いました。
「親友にだけは本音が言えないの」
?それって親友なの?思う方も多いでしょう。
なぜ、親友にだけは本音が言えないか。
それは、「KYと思われたくない」「嫌われたくない」「仲間外れになりたくない」。
本音を言うって意外と勇気のいるものです。
相手がどう思うか分からないからです。

子どもたちはいつだって、孤立すること、いじめられることを恐れています。
友だちとは有効な関係を維持していたい。孤立しないために。
だから、当たり障りのない話しながら、笑顔で付き合う。
それが今どきの子たちの友だち事情なのです。
つまり、間違いなく、子どもたちの友人関係は希薄になっているのです。

では、その希薄な関係がどうしてスマホ依存につながるのでしょう。
子どもたちが携帯を手放せないのは、
「電話が来たら必ず出なきゃいけないから」
「グループLINEが始まったら、必ず参加しなきゃいけないから」。
そうしなければ、
「明日から仲間はずれになっちゃう」
子どもたちは恐れているのです。どこかで希薄な友人関係に気づいているのです。

実際、一晩、グループLINEに参加しなかっただけで、
「LINE外し」にあってしまった、と号泣する子にもたくさん会って来ました。
たった一晩だけのことです。
でも、一晩参加しなかっただけで、翌日、友だちとの会話についてゆけなくなってしまうのです。
たとえLINE外しされなくても、仲間外れにされているように、子どもは感じます。

反して、グループLINEで誰かがクラスの子の悪口を言い始めると、
なんとなく、自分も言わなきゃいけないような感じがして、
でないと仲間外れになるような感じがして、いじめに参加してしまう子は少なくありません。
子どもたちは知っているから。いつだって自分がいじめのターゲットなり得ることを。

実はこれ、大人同士の友だち事情にも共通しています。
ママ友の関係はまさに、子どもたちの友だち事情と同じなのです。
グループLINEには必ず参加しなきゃいけない。
誰かの悪口が始まったら自分も言わなきゃいけない。
ランチに誘われたら絶対行かなきゃいけない。
でないと、孤立しちゃう。
ママ友付き合いはストレス。そんなお母さんも少なくありません。
以前にもブログに書きましたが、女同士はいくつになっても難しいのです。

お母さんも子どもも、いつでもスマホで携帯で友だちとつながっていないと、
関係が切れてしまう。そんな不安を抱え続けています。
そしてお父さんはお父さんで、仕事の連絡が24時間入るようになってしまったので
やっぱりスマホを携帯を手放せません。

結果、家族全員が食事中もスマホをずっと見つめている。
そんなご家族も増えて来ています。
なんだか、寂しい気がします。

いつでもスマホでつながっていなくてはならなくて、そして本音が言えない関係。
それって疲れる感じがしませんか?
その疲れを子どもも大人も、どうやって解消しているのでしょう。
それは次回のお話にします。次回は「子どもとインターネット」です。