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山脇由貴子心理オフィス

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東京目黒 5歳長女虐待死事件~昨晩、TBSのニュース23でコメントさせて頂きました

2018年03月06日

東京都目黒区碑文谷で、5歳長女虐待死事件が起きてしまいました。

www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201803/CK2018030402000125.html?ref=rank

昨晩、電話取材でしたが、TBSのニュース23でコメントさせて頂きました。

今までの経過を見て、驚きました。

リスクが大き過ぎるのです。

まず、香川の児相が虐待で2度一時保護し、2度目も家に帰している。

前のブログにも書いていますが、2度目の保護が必要な子どもは家に帰せない子どもです。

一度児童相談所が保護した後も、虐待をした親は

今後も繰り返す、という事だからです。

そして2度目の保護から家に帰した後も、傷、あざで病院が児童相談所に

通告しているのに、香川の児童相談所は保護していない。

これも信じられません。

この時点で、施設に入れるべきだった、と私は思います。

 

今年1月、東京に転居。

虐待で子どもを保護された両親は、引っ越しを望む場合は多いです。

同じ場所にいるとずっと虐待を疑われ、児童相談所に見張られ続けるからです。

この両親もそうだったのかもしれません。

 

引継ぎを受けた品川児童相談所は、2月9日に訪問し、

母親に関わりを拒否されて、子どもに会えず。

その後の小学校の入学説明会でも子どもに会えず。

 

2月9日の訪問以降、品川児童相談所は何をしていたのか、と思ってしまいます。

 

転居後、子どもの姿を誰も見ていない。

幼児なのにも関わらず、児童相談所に2度保護されている。

家に帰った後も、傷、あざで通報があった。つまり虐待は繰り返されていた。

父親は実の父親ではない。

子どもは「お父さんに叩かれた」「施設がいい」と言っていた。

 

ハイリスクとしか言いようがありません。

品川児童相談所は何が何でも、子どもの様子を確認する必要がありました。

母親が「会わせたくない」と言っても、連日訪問すべきだったと私は思います。

事件後に分かったことですが、栄養状態が悪く手足はガリガリだったそうです。

無理にでも子どもの姿を見ていれば、事件は防げたはずです。

 

東京都は「母親との信頼関係を築こうとした」とコメントしているそうですが、

一方で、親の許可なく、強硬に保護し、親が、帰して欲しいと言っても子どもを帰さない、

ということはやっているのです。

それなのに、本当に保護が必要な子どもを保護せず、子どもが死んでしまう。

あってはならないことです。

 

担当者はリスクに気づけなかったのでしょうか。

香川で措置解除になっていた、という報道もあり、

それが品川児童相談所の受け止めを軽くしたのでは、

という報道もありますが、児童相談所の職員なら、

香川での経過を見るだけで、ハイリスクな家庭、と気づかなくてはなりません。

担当者は、経験が浅い、あるいは児童虐待についての知識がなかったのでしょうか。

だから、児童相談所で働く人間は、専門家のみにすべきなのです。

 

これから死亡事例検証が行われます。

今までのように、児童相談所の事を絶対に悪く言わないメンバーを集めての検証は

意味がないので本当に止めて欲しいです。

 

どうして、品川児童相談所が子どもに、親に拒否されても会おうとしなかったのか。

どうして2月9日の訪問以降、放っておいたのか。

どうして「大丈夫」だと思ったのか。

それを明確にして欲しいです。

 

母親との関係を築こうとしていた、とか。

他に、緊急の案件が重なっていた、とか。

関係機関や主任児童委員に見守りを依頼していた、とか。

小学校に入学したら、様子を確認出来ると思った、とか。

 

そんな言い訳で終わらせてもらっては困ります。

子どもが一人亡くなっているのです。

同じことが繰り返されてしまいます。

そして、どうしてこの子を保護しなかったのかの理由を明確にしてもらわなければ、

強硬に子どもを児童相談所に保護され、長期間帰してもらえなかった

親御さんたちも、納得出来ません。