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山脇由貴子心理オフィス

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東京都足立区 同級生を殴ってしまった男の子~暴力が抑えられない~

2016年04月20日

東京の足立区で、「からかわれたから」という理由で
小4の男の子が同級生を殴ってしまい、殴られた子が意識不明の重体となってしまった
という事件が起きてしまいました。

まずはとにかく、殴られてしまった子の無事を祈る限りです。

殴ってしまった子は児童相談所に送致された、と報道されていました。

重要なのは、その子に同じことを繰り返させないことです。
枠のある環境の中に入れてあげることは、環境整備としては大切ですが、
いつかは必ず、枠から出してあげなくてはなりません。
そして、罰は、一時的な効果しか生まない。

私も、暴力がどうしても抑えられない子にたくさん出会って来ました。
「人を殴るのはいけないこと」
それは多くの子が分かっていました。

重要なのは、なぜ、暴力が抑えられないのか、その原因を探すことです。
以前、ブログで知的に少し低くて、言われている事が十分理解出来なくて、
そして自分の言いたいこともうまく言えなくて、お友達に手が出てしまう
女の子の話を書きました。

その他にも発達に偏りのある子や、落ち着きがなく、衝動性が高い子、
お父さんからお母さんへのDV(夫婦間暴力)を見続けた子もいました。
背景には家庭でひどい暴力、つまり虐待を受けていて、
その怒りや悲しみの発散として、暴力を振るう子もいました。

暴力は許されない。暴力は犯罪。
それを教えるのも確かに大人の責任です。
そして、子どもをあらゆる犯罪の加害者にしないのも大人の責任です。

子どもの暴力の原因を、本人も気づいていない心の中の原因を分析し、
そしてどうしたら2度と暴力を振るわないでいられるようになるか、
そして、どのような環境が適しているか。

そこまで、きちんと考えるのが、児童相談所の役割だと私は思います。