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山脇由貴子心理オフィス

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熊野市講演会~性的虐待 風俗 子どもと女性の貧困~

2016年05月24日

お刺身
三重県熊野市に、曹洞宗の方に招かれ、講演会に行って来ました。
前日入りだったので、主催者の方に、美味しいお食事をごちそうして頂きました。

熊野 海 ブログ用
ホテルからの景色も絶景。

熊野 海
海もきれいでした。
今回は観光は出来ませんでしたが、また行く事があったら、
熊野古道など、ぜひ行ってみたいと思いました。

さて、講演のテーマは「性的虐待を受けた子どもたち」というかなり重いテーマでした。
初めてですが、フリーライターの方と一緒の講演。
ライターの方が、性的虐待を受けた子どもと風俗事情についてお話し、
私は、虐待についてと虐待を受けた子どもの心理、
虐待を受けた子どもがどんな大人になるか、をお話させて頂きました。

性的虐待については、報道される事はありません。
被害者を守る為に、私も報道されるべきではないと思っています。
けれど、日本にも性的虐待があるのは事実で、
その被害にあった子どもは、生涯、苦しみ続けます。

「家族を滅茶苦茶にしてしまう」という思いから
誰にも相談できずに抱え込む子はとても多く、
「自分が悪い」「自分は汚れている」と自己評価を下げてしまいます。

被害に遭い続け、耐えられくなった子ども、女の子で家出をしてしまう子がいます。
けれど、行先はない。
高校生で飛び出すと、学歴は中卒。
雇ってくれる場所もありません。
結果、年齢を偽ったり、闇の風俗で働きます。

決して良い環境ではないけれど、寝る場所があり、
食べるものはある。子ども達はそこで生活する事になります。
お客さんの中には優しくしてくれる人もいて、
家よりも居心地が良いと感じ、
そして家出期間が長引くと、どんどん家に帰れなくなってしまいます。

家庭自体が貧困で、苦しむ子どももいます。
家を出て、出来る仕事も、稼げるお金も限られていて、
貧困に苦しむ女の子もいます。
そして風俗に入ってしまった子の多くは、年齢を重ねるにつれ
貧困に苦しむようになるのです。

子どもの人生、将来は、親とは切っても切れません。
どういう風に育てられたか。
それが子どもの人生を決定づけます。

子どもの貧困。
家庭にいる子でも、家を飛び出してしまった子でも
子どもの苦しみを救う、という事でしかないと思うのです。

目には見えない、心の苦しみを。