神戸中3女子自殺~「破棄した」と報告されたメモみつかる~
2018年04月23日
神戸で、中3の女の子が自殺してしまった事件で、
「破棄した」とされていた、自殺直後の同級生への
聞き取りメモが、学校内に存在していたことが
発覚した、と報道されました。
https://mainichi.jp/articles/20180423/ddm/041/040/183000c
メモの存在を教員が見つけ、校長に報告し、
校長が市教委に報告したにも関わらず、
市教委はメモの現物を取り寄せず、
報告書も修正せず。
またか、って感じがします。
市教委は「怠慢と言われても仕方ない」
とコメントしているそうですが、
わざと隠したんだろう、と思われても仕方ないことです。
都合が悪いことが書かれていたから、隠した。
あるいは、本当に報告書の修正が面倒だから、
そのままにした。
どちらも最悪です。
子ども社会からいじめをなくそう、
という思いがまったくないのでしょうか。
そんな人達が子どもに関わる現場にいるのだとしたら、
子ども達の苦しみは続いてしまいます。
そして保護者達が学校を信頼出来ない気持ちも
強まっていってしまいます。
これだけ繰り返し、子どものいじめについて
報道されているのに、
なぜ現場は改善されないのでしょう。
根本の問題はやはり、子どもに関わる現場にいる
大人達の意識の問題な気がします。
隠蔽体質。学校がそう思われないよう、
現場は努力を続ける必要があります。