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山脇由貴子心理オフィス

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2015年10月

いじめと小4男児死亡事件を考える

2015年10月29日

10月27日、いじめに関する調査結果が発表されました。
もともと、いじめに関して実数など出るはずがないとは
ずっと思っていましたが、今回の結果で一番気になったのは、
ネットいじめの少なさでした。
現代のいじめはネットいじめが主流となっているのに、
とても実数とは思えない少なさ。

2006年、『教室の悪魔』といういじめに関する本を出版しました。
きっかけは、その年にいじめを原因とした子どもの自殺が相次いだことでした。
そして当時マスコミは「いじめられる側に問題がある」
などと言っていました。

私は、児童相談所で多くの子どもに出会う中、
子ども社会のいじめが減るどころか増え続け、
そして深刻化している事を実感していました。

それなのに、マスコミはなぜ、いじめられている子が
さらに追い詰められるようなコメントをするのか。
それは、大人が子ども社会のいじめの実態を知らないからだと思いました。
だから、子ども達の声を聞いている大人として、
いじめの実態を伝えようと思いました。

私は本の中で、いじめは「心のウィルス」だと書いています。
いじめというウィルスが、子ども達の心に感染してしまう。
だからいじめに対して、一番無力なのは子どもなのだ、とも。
一旦いじめがスタートすると、子ども達は集団ヒステリー状態になります。
善と悪は逆転してしまいます。
だから子どもは「楽しそうに」いじめをしているように見える。

加害者を擁護する訳ではありません。
でも、いじめは起こってしまう。
そして誰もが、自分は被害者になりたくないと思う。
だから、自分の身を守るために、加害者でいるしかない。
参加するしかない。

だからこそ、大人がいじめを解決し、子どもを救ってあげなくてはならない。
そう、思うのです。

「どうしていじめるのか、加害者の側の理由を知ることが大事」
私の見たニュースでは、そうコメントがされていました。
でも私は加害者の側の理由を知ることが、いじめの解決には
つながらないと思うのです。
何の理由がなくても、いじめは起こってしまうから。

もう一つ、どうしても気になったのが、
日野市の小学校4年生の死亡事件でした。
ネットの中では「自殺というのはおかしい」
という議論がされていますが、
私はその点についてはコメントは控えます。

気になったのは、「学校関係者」のコメントでした。
「いじめはなかった」
即答していました。
即答して欲しくなかった。

小学4年生の男の子が亡くなって、
もしかしたら自殺かもしれない。
学校という、子どもにとってとても重要な場所で、
彼には悩みは本当に何一つなかったのか。
すぐに答えられる事ではないと感じました。
いじめがなかったならそれでよい。
そういう問題ではないから。

明日は埼玉の杉戸町で、いじめに関する講演をしてきます。
子どもの安全を守るため、子どもを救うため、
これからもがんばり続けたいと思います。

浮気がやめられない人

2015年10月28日

浮気がやめられない。
こういう人もいますね。男性にも女性にも。

理由はもちろん人によって様々で。
浮気がばれないと思っているとか。
ばれても大丈夫だと思っているとか。
セックス自体をとても軽く考えているとか。
こういう人たちは確信犯です。

ところが、自分でも浮気癖をどうにも出来ない人もいます。
恋人やパートナーの事が嫌いなわけではないし、
むしろ大好きなのに浮気してしまう人がいるのです。
浮気がばれた時は本当に反省するし、
「二度としない」
と本気で思っているのですが、
それでもまた浮気してしまう。
そしてまた反省する。

構造としてはアルコール依存症と同じですね。

どうして浮気がやめられないのか。
全員に共通するわけではありませんが、
「嫌われる事への恐怖」
が関係している場合が多いのです。
とにかく、誰にも嫌われたくない。
その気持ちが消えない。
だから当然、断れない。
そして目の前にいる人にとにかく好かれようと
頑張ってしまう。
相手の事を好きかどうかは関係ないのです。

「どうして?」と理解出来ない方も多いと思います。

この「嫌われる事への恐怖」は子ども時代が
関係している場合が多いのです。
「子どもの頃、もっと愛して欲しかった」
この気持ちを解決できずに大人になってしまうと、
なんだか常に満たされない感じが消えません。
そして「失う」事に対する強烈な恐怖心が消えません。
だから、相手に嫌われまいと必死になってしまう。
とにかく、みんなに愛されたい。

でも、好きでもない人に愛されても
満たされない気持ちは消えません。
それどころか、恋人やパートナーとの関係が
悪くなってしまい、余計に不安は高まるのです。
そして自己嫌悪感も募ってゆきます。

時計を戻す事は出来ませんから、
子ども時代に戻って、愛情を注いでもらう事は出来ません。
ちなみにですが、愛情を本当に注いでもらわなかったか
という問題ではないのです。
本人が「そう感じた」という事が重要なのです。

では、この満たされない思い、
「もっと愛して欲しい」
という気持ちはどうしたら解消されるのでしょう。

やっぱり、しっかりと愛してもらうしかないんです。
過去にさかのぼるのではなく、今、現在。
でもせっかく恋人が出来ても、
「本当にこの人は私を愛してくれているのか」
「本当に私を捨てないか」
と不安になって、夜中に呼び出したり
「死にたい」と言ってみたり、
相手を試すようなことをして、
自分も相手も傷つく、という悪循環も
起こってしまったりするのですが・・・
それでも、パートナーが努力して、
乗り越えた方もいらっしゃいます。

愛情の問題はとっても奥が深いので、
また改めて書きたいと思います。

ただ、やっぱり自分の「満たされなさ」
の原因をしっかり知っておくのは重要ですね。
浮気をしたり、買い物をしたり、やたらに食べても、
心の満たされなさは解消されないのです。

後は、「二度と浮気をしない」
と約束しても繰り返したことがある
恋人、パートナーは
「またやる」
という覚悟を持ち、
それでも一緒にいるのか、別れるのか
判断した方が良いのは間違いないでしょう。

人の恋人をとりたがる女性

2015年10月23日

いるんですよねー
他人の恋人をとりたがる女性って。
ホントに、困りものです。

持ち物や服装を真似されて困る、
というお悩みもよく聞きます。
同じ服着てる人に出会ってしまうのって
偶然でも嫌なのに。

服装や持ち物を真似する女性。
これは完全に嫉妬ですね。
例えば、もしあなたが「真似」をされて困っているとしたら、
相手の女性はあなたが仕事で評価されている事や
みんなと仲良くしていることや、
素敵な恋人がいる事に嫉妬していて、
同じ服を着たり、同じ持ち物を持っていると、
自分も幸せになれると勘違いしているのです。
そしてそういう女性に限って
「私の方が似合っている」
と確信しているので、悪気はないのです。
困りものです。

でも、恋人を取りたがる女性の方が、実害は大きいですよね。
これも、もちろん嫉妬が関係しています。
幸せそうなあなたが羨ましい。
あなたの恋人と付き合えば幸せになれる、と
勘違いしているのです。

そしてこういう女性は、非常に依存的なのです。
幸せに対しては非常に貪欲なのですが、
自分の力で幸せになろうとするのではなく、
誰かに幸せにしてもらおうと思っている。
そして「奪う」というマイナスの方向にだけは
必死に努力する。

困りますねー。

そしてこれは私の分析なのですが、
こういう人の恋人ばかり取りたがる女性の心理に、
ファザコンや自分のお母さんとの葛藤が
関係している場合は少なくないようなのです。

お父さんに可愛がられて育った女の子というのは
お母さんに嫉妬される。だからお母さんとの関係は
ちょっと険悪になる。
これも健康な範囲として起こり得る事です。
けれど、どんなにお父さんに可愛がられても
お父さんはお母さんの夫なわけです。
自分のものにはならない。
お父さんと結婚したい。
お母さんと結婚したい。
子どもの時にこうした思いを抱くのは
成長過程としては起こり得る事です。
でも自然と卒業してゆく感情です。

ですが時々、このお父さんへの思い、
お母さんとの葛藤を解決できないまま
大人になってしまう女性がいるのです。
すると、幸せそうな恋人同士を見ると
過去の、お父さん、お母さん、自分、という
三角関係が心の中で再現されてしまいます。
だから、人の恋人こそ、奪いたくなってしまうのです。

不倫にしか興味がない女性も共通の心理があります。

あくまで私の分析ですけど・・・

幸せに貪欲で、人の恋人ばかり取りたがる女性、
要注意です。
だって、彼女たちは、本当にその男性が好きなわけではなく、
奪いたいだけなので、奪ってしまうと男性は用無しになってしまうのです。

怖い怖い。

こういう、要注意の女性が車内にいたらどうしたらよいか。

ホントは、社内の男性たちに、その女性が
人の恋人ばかり奪う女性なんだと
知っておいて欲しいですけど、
難しいですよね。
間違いなく男性の前では態度が違うし。
そして彼女が人の恋人を取りたがる女性だ、と
男性に伝えると、悪口を言っているように思われ、
あなたの方が評価下がってしまいます。

せめて女性の同僚同士、彼女が今誰をターゲットにしているか、
情報交換はしておきましょう!
自分の身は守らないと!

嘘はつかないけど隠し事はするかも。「愛し続ける」秘訣

2015年10月22日

「嘘はつかないけど、隠し事はするかも」
これは、児童相談所で働いていた頃、子ども達によく言っていたことです。
大人同士の話をすべて子どもに伝えるわけにはいかない事もあったからです。
でも、出来ない事を「出来る」とは言わない。
知っていることを「知らない」とは言わないけれど、
「言えない」とは言うかも。

これが意外に子どもに評判が良かったのです。
そして大人の方たちからも「使える」と言われることが多いのです。

これって、子育てと恋愛でも、必要なことなんだと思います。
子どもは、成長させ、自立させてゆくために、
一定の年齢に達したら親に言えないことが出てくるのは
当然なので、親子であってもプライバシーは尊重しなくてはなりません。
そして親が勝手に部屋の中や鞄の中を見ると
子どもはとても傷つくのです。
親子の信頼関係にひびが入ります。

そして恋人であっても夫婦であっても、
「隠し事」を許容することは大事なことです。
恋人の事はすべて知りたい。
これも自然な気持ちですが、
大事なのは「知りたい」という気持ちを
持ち続けることなんです。
全てを知ってしまうと相手への興味は
減っていってしまいます。

愛し始める事は簡単だけど、愛し続けることは難しい。
その理由の一つがこの興味の減退にあるのです。

ミステリアスな女性がもてる、
というのもこの「知りたい」「もっと知りたい」
という心理ですね。

恋人や夫婦の関係が安定してくれば、
良い意味で「知りたい」という気持ちは
減ってくるものですが、
「隠し事くらいあっても当然」
という気持ちは持ち続けたいですね。
そうすれば、喧嘩も減るし。

だからやっぱり相手の携帯電話は見ない方が
良いのでしょうね。
関係を続けてゆくためには。

顔ヨガと美容豆知識

2015年10月19日

顔ヨガ、流行っていますね。
前からテレビで紹介されたりはしていましたが。
知り合いの女性記者さんから頂いた女性誌に
特集が載っていたので、ちょっと試してみました。
意外に難しい・・・

でも、若返り、小顔効果、むくみ解消、たるみ解消、
といいことばかりなので、やった方が良いのは間違いない・・・
朝、顔がむくんでいたりすると、ショックですものね。

そしてうつむいてスマホを見ているのも
たるみの原因になるのです。
気を付けないと・・・

でもやるなら朝、そして最低1週間は続けなくてはいけないとのこと。
ダイエットもそうですが、「続ける」って難しいですよね。

だから私は、ダイエットも運動も、出来る時だけやればいいって
みなさんに勧めています。
続かないってことは苦しいってことで、
それは毎日は無理だし、
そして続かないと挫折した時の落ち込みも激しいですから。
ゆるダイエットとしてプチ断食も話題になってますけど、
あんまりゆるくないんですよねー。
だからダイエットは週に1回でもよし。
目標を下げておけば挫折もしなくて済みますから。
「週に1回じゃ効果が出ない!」
と思う方も多いと思いますが、
意識しているだけでも違うし、
何もしないよりは、はるかに良いし。
週に3回出来る時もあるはずだし。

でも、顔もですが、体も
筋が固くなると女性は急激に老化が
早くなるらしいです。

そして体系は二の腕が太くなると
急激に老けて見えるとか。
気をつけなきゃいけないことが多すぎる・・・
だから出来る時だけで。

ちなみに、美顔の鍼灸師さんから教えてもらいましたが、
肌はいじればいじるほどきれいになるとか。
だから私はリビングのソファのすぐ横に、
美顔ローラー、天然籍のカッサ、
マッサージクリーム、美容液など
手の届く所に置いてこまめに肌をいじるようにしてます。
これは結構、実行可能。

美容のために、明日からも、出来ることから頑張って行きましょう!

「きれいだね」と言われていると本当にきれいになる~子育てとの共通点~

2015年10月16日

これもみなさんご存知かもしれませんが、女性は
「きれいだね」と言われていると、どんどんきれいになってゆきます。
言葉の魔法のようですが、女性の心に関係しているのです。
「きれいだね」
と言われていると、嬉しいですから、
表情が明るくなります。
笑顔も増えます。
「もっときれいになりたい」
と思い、努力もするようになります。
歳を重ねることで衰えてゆくことも
怖くなり、努力を重ねます。

実はこれは、子どもにも同じことが言えるのです。
「可愛いね」
とよく言われている子はどんどん可愛くなります。
反対に可愛がられていない子は
どこに行っても
「可愛くない」
と言われてしまったりします。

女性と同じで、「可愛い」とたくさん言われている子は
表情が明るくなります。
そして、どうすれば可愛がられるかを学んで行きます。
だから、より多くの人に「可愛いね」と言われるようになるのです。
可愛がられていない子は、可愛がられ方を
学ぶ機会がないのです。
これは、前の職場、児童相談所で実感して来たことです。
だから、「可愛い子になって欲しい」
と思ったら、とにかくほめること。

媚びるのが上手な子、人というのは
自分の可愛さを知っています。
媚びることでの成功体験がある訳です。
物を買ってもらえたとか。
だから媚びる事が出来る子、というのは
健康な可愛がられ方をしてきた、ということなのです。
媚びるのが上手な女性が健康か、は
今は別としておきます。

だから女性のみなさん、誉めて、誉めて、とアピールしましょう!
そして男性たちは、恋人や奥さんを誉め、
髪を切ったり、新しい服を着ていたらきちんと気づき、
さらに誉めましょう!
これ、意外にハードル高いみたいですが。

占い 「ちょっと手相見せてもらえませんか」に付き合ってみた。

2015年10月14日

最近はすっかり減った感じがしますが、
以前は道端で
「手相を勉強中なんですが、ちょっと手相見させてもらえませんか?」
って声をかけられる事、結構ありました。

ずいぶん前のことになりますが、
付き合ったらどうなるのか、一度体験してみたかったので、
友だちと待ち合わせして、早く着いて暇だった時に
付き合ってみました。

最初は私の手を見ながら
「今の仕事で十分評価されていないのでは?」
「素敵な出会いがなくて、悩んでいるのでは?」
「今の仕事では能力が発揮出来ていないのでは?」
「毎日に物足りなさを感じてませんか?」
などなど、働く女性ならば大抵一度は考えたことが
あるであろうことを並べられ・・・
しばらくすると中年の女性が私の手相を見ている
若い子に
「あら」
と声をかけ。
若い子はとっても驚いて
「あ、先生!どうしてこんなところに!」
そして先生と呼ばれた女性は私の顔を見て、
「あなた、すごく顔の相がいいわね」
と。そして
「ものすごい強運の持ち主だけど、愛情にだけは恵まれてないわ」
いやー。これは人によってはぐさっと来るでしょうね。
愛情に恵まれないなんて、誰だって嫌ですから。
「よかったら、私が見て差し上げますよ
 1時間1万円で。」
と先生が言った所で若い子は大げさに驚いて
「先生!いいんですか?」
そして私に
「先生が一般の人を見る事なんてないんですよ!
こんなの初めてです!」
まあ、それはありがたいですけど。

なるほど、こういう展開ね、と分かった所で
丁重にお断りしました。

念のため、もう1度だけ「手相見させてもらえませんか?」
に付き合ってみました。
全く同じ展開でした。
途中で先生登場。

本当に悩んでいる女性だったら
見てもらうだろうなーと思いました。
誰もが抱えていそうな悩みを最初に言うんですから。
女性はみんな占い大好きだし。
2回も同じパターンだったってことは、
結構な成功率なんでしょう。

そして本当に当たる占いもありますからね。
政治家さんだって大きな決断をする時は
占い師に占ってもらうらしいですし。

将来への不安は女性はみんな抱えていますしね。
だからこそ、占いにしても相談にしても
怪しくない人を選ぶ。重要ですね。

遅くなりましたがセミナー開催致しました。

2015年10月13日

遅くなりましたが先週10月6日、パワハラ、モラハラを考えるセミナーを終えました。
参加して頂いた方、ありがとうございました。
参加して頂いた方たちのご希望で、
写真は載せられませんが・・・

今日は婚活を考えるセミナーです。

来て頂いたお客様やホームページのお問い合わせにも、
「もっと気軽に通いたい」
「深刻な悩みも聞いて欲しい」
などのご要望がとても多いので、
近々、メニュー、料金を大幅リニューアルの予定です。

今しばらくお待ちください!

夢の解釈 「夢に出てきたあの人、絶対知ってるのに、誰だっけ?」

2015年10月08日

夢って何の為に見るのでしょう。
実は夢には私たちの心の為に、とても大切な役割があるのです。

とても単純な仕組みの夢もあります。
電話が鳴っている夢を見て、目覚めたら目覚まし時計が鳴っていた。
こんな夢、見たことありませんか?
これは、外からの刺激によって夢が作られる
「刺激夢」
と言われる夢です。

ですが、本来、夢は、私たちの予想や願望、不安や恐怖を
夢の中で実現する、という役割を持っています。

「こんな事、あるといいな」
「きっとこんな事が起こるだろう」
と思っていることが夢に出てくる。
これがいわゆる
「予知夢」
と思われている夢です。

子どもというのは非常に単純なので、
遠足に行く前日に、遠足に行ってとても楽しかった夢を見たりします。

ところが、大人になると心の機能も複雑になってくるので、
現実世界が形を変えて夢に出てくる場合が多いのです。
特に、不安や恐怖が夢に出てくる場合、現実を象徴するような
形に変わって出てきます。
これは「歪曲」と呼ばれます。
象徴の代表としては
「外出したらスカートのファスナーが開いていたのに気付いた」
など、恥ずかしい思いをした夢は、何かの失敗を恐れている時の夢。
空飛ぶ夢は自立を目指した夢。
どこかから落ちる夢も失敗への不安です。

もちろん、仕事で失敗する夢など現実に直結する夢もあります。

ですが、なんだか意味の分からない怖い夢こそ、
一番恐れていること、一番の不安を表した夢と言えるでしょう。

自分にとってその場面は、どんな意味を持っているか。
出て来た人は自分にとってどんな存在か。
夢の中でその人が何をしたか。

そこから夢を分析し、自分の心の状態を知る事は可能ですが、
自分自身ではなかなか難しいのです。

何より、夢に出て来た人、絶対知っている人なのに、
目覚めてみたら、どうしても誰だか思い出せない。
こんな経験、みなさん、ありませんか?

これこそ、最も大きな夢の「歪曲」です。
思い出せない人、それは実際本当に知っている人なのですが、
「この人は私にこんな事を絶対するはずがない」
と普段は思っている人なのです。
だから誰なのか思い出せないのです。
つまりは、思い出さない方が良い、という事なのかもしれません。

どうして怖い夢、嫌な夢なんか見るのか。
確かに、嫌な夢を見ると1日目覚めも悪かったりします。

でも、夢の中で自分の不安や恐怖が実現される事で、
現実の不安や恐怖が少しだけ軽減されているのです。
だから夢って結構、役に立っているのです。

夢に出て来たどうしても思い出せない人。
もしその人が夢の中で自分を傷つけたりしていたら
誰なのか思い出さないようにしましょうね。
きっと現実は、その方が安全です。
そしてきっと、思い出せないから。
それはあなたの心が、バランスを保たせるために
思い出させないようにしているのです。

本当に怖い女のうわさ

2015年10月06日

職場で、ひどいうわさを流されて、悩んでいる女性って、実は多いのです。

「夫と浮気している」
といううわさを、大事な取引先のお客さんの奥様に流され、
最初は
「誰も本気にしないだろう」
と放っておいたら、毎日上司から呼び出されるようにない、
聞き取りをされるようになり、
身の危険を感じて弁護士に相談して解決した女性もいるのです。

「毎日、嫌がらせされている」
と周囲の男性たちの前で泣きながら訴え、
うわさを広める、という陰で暗躍する女性もいたりします。
「彼女のいる男の人を狙って誘惑している」
なんて、恋愛にまつわる嫌がらせのうわさも少なくありません。

嫌がらせのうわさを流す女性、というのは、
もちろん嫉妬もありますが、
自分が人間関係の主導権を握ることで
自分が被害者になるのを防ごうともしています。
これは子ども社会のいじめにも共通しています。
どんな集団にも、被害者は大勢はいらないのです。
そして皆が自分が被害者にならない為に、
消極的にであってもいじめに参加せざるを得なくなるのです。

そして、特に何人かの女性同士で、こうした内緒話としての
「うわさ」を共有すると、自分たちの結束が高まったような気がします。
「秘密を共有」の心理です。
これは、誰にでも起こる自然な心理です。
女性は仲良くなりたいと、「内緒話」をしたくなるもの。

一方、うわさを流されて被害に遭った女性は
誰にも相談出来ずに悩みます。
どんなに、荒唐無稽な内容のうわさであっても、
流されて被害にあった方は、
「みんなが、うわさを信じているのではないかしら?」
と不安になります。
だから誰にも相談出来なくなってしまうのです。
そしてうわさはますます広まってしまう。

いくつになっても女同士は難しい。
でも女性は弱いから、いつだって自分の身を守るのに
必死なんですよね。

嫌がらせから身を守るため、
うわさから身を守るためについては
私の著書
『職場であなたを困らせる病的人格者たち』講談社
に詳しく書いてあります。
もし被害に遭っている女性がいたら、ぜひ、参考にして下さい!

三重 高3女子刺殺事件を考える

2015年10月01日

三重県伊勢市で、高3の女の子を友だちの男の子が刺殺してしまった事件を考えた。

多くの大人が思うだろう。
何故いくら頼まれたといえど、友だちを殺すのか、と。

彼の心に何が起こったのか。
「頼まれたから、彼女のためを思って」
そんな説明じゃ足りない気がする。

以前、ブログに書いた寝屋川の中3男女遺棄事件との共通点を見た気がした。
事件の内容ではなくて、子ども達の行動に。

子ども達がネット世界に現実とは異なるもう一人の自分を作るようになったと感じている。

ネットの中で、人は、どんな人間にもなれる。
男が女になれる。
自分の弱さに悩んでいる人間がものすごく強い力を持っているかのように振る舞える。
そして子どもが大人になれる。

ネットの中の「もう一人」の自分は、
もちろん、思い描いた通りにはゆかない事もある。
けれど願望次第で肥大化もする事もある。
姿を変えることも出来る。

ネット世界にのめり込むうち、
ネットと現実世界の境界は次第に曖昧になってゆくことがある。
本当は、ネット世界の自分は現実とはかけ離れているのだけれど、
ネットの中の「もう一人の自分」が本当の自分に思えてくることは
十分に起こり得る。
ネット上での人間関係が現実の人間関係よりも大事になる事は
よくあることだ。
だから、ネットの中で優しくされ、大人扱いされることで、
下心ある優しさに騙されて、全く危険を感じず、見ず知らずの成人男性に会いに行き
不幸なことに、犯罪被害に遭ってしまう女の子がいる。
ネット世界と現実世界の境界が曖昧になった時、
子どもは大人の想像もつかない、大胆な行動を取ってしまう。
そう思えてならない。
それは、下心ある大人だけでなく、
ネット世界で子どもを大人扱いする大人にも、
責任がある。

寝屋川の事件の被害者の子ども達は、
まるで自分を大人のように思って、
「どうにかなる」と家を出たのではないだろうか。
ネットの中で肥大化した自分を抱えて。
もちろん、以前ブログで書いた通り、
身近に頼れる大人がいなかった事が
大きな原因の一つではあるけれど。

三重の事件も同じだ。
彼らは何故、子ども同士で「死」という重大な問題を
解決しようとしたのか。
身近に、頼れる大人はいなかったのではないだろうか。
残念なことに。

そして彼と彼女は、ネットを通して、
死について話し合っていたのではないだろうか。
現実感が伴わない世界で。

三重の事件の彼にとって、
自分の行動は、まるでネット世界で起こっているような
現実感のない「もう一人の自分」の行動だったのではないだろうか。
結末が、現実世界で起こるなど、想像も出来ないような。
そうでなければ、いくら頼まれたといえど、
殺意などみじんもなく、友だちを殺すなど出来るとは思えない。
彼にとって、「もう一人の自分」が、
どんな自分だったのかはわからないけれど。

2008年の秋葉原の通り魔事件の時も同じことを考えた。
犯人は、現実世界の孤独に苦しみ、
ネット世界に救いを求めた。
しかし彼はネット世界でもやはり孤独だった。
そこで、現実とネット世界の孤独が重なった。
そして次第に、ネット世界での無視や嘲笑が
現実世界のものに思えてきた。
そして、周囲の人間、見ず知らずの人間も含め、
全ての人間が自分を馬鹿にしているように思え、
許せなくなった。そして犯行に及んだ。
そんなことが、犯人の心の中で起こっていたのではないだろうか。
許されることでないのは当然だけれど。

事件犯行にいたる最後のきっかけが
ネット世界での嘲笑や扇動だった、
という子どもに私は現実に出会ってきた。

三重の事件の彼は、加害者として逮捕されたけれど、
心に深い傷を負っているだろう。
少しでも癒されることを願っている。
そして大人は知っておかなくてはならない。
本気で「死にたい」と思っている子どもが少なくないことを。

ネット世界と現実世界の境界が曖昧になる。逆転する。
大人にだって起こり得ることだ。

それを防ぐために。子どもを守るために。
どうすればいいのか。
その答えをこれから探してゆきたい。