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山脇由貴子心理オフィス

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2016年11月

児童相談所子どもを拉致~「児童相談所が子どもを帰してくれない」

2016年11月25日

子どもが児童相談所に保護されてしまい、子どもを帰してもらえない。

そんなご相談が増えています。
中には、2か月以上子どもを帰してもらえずに苦しんでいる親御さんもいます。

児童相談所が子どもを保護するのには相応の理由があり、
親の同意なくとも保護出来る権限があります。
ですので、保護された事については理解されている親御さんが大半です。
ですが、どうして帰してもらえないのかが分からない。
皆さんの苦しみはそこにあります。
児童相談所に強く出ると、本当に子どもを帰してもらえなくなる。
だからおとなしく指導に従うしかない。
皆さん、そんな風に思っていらっしゃるのです。

児童相談所から離れ、外から子どもが帰って来ない事について
親御さんから話を聞いて、しっかり調べてゆくうちに、
子どもを帰さない明確な理由があるのではなく、
児童相談所サイドの問題で返してもらえないのだ、
という状況が見えてきました。
担当者の怠慢。自分には大きな権限があるという錯覚。
そして、親御さんは素直に自分の言うことを聞くと思い込んでいる。

児童相談所のやり方に多くの指摘出来る問題があったこともあります。
そして相談にいらっしゃった親御さんのお子さんは
全て帰してもらっています。

代理人として、児童相談所との話し合いにも同席しています。
この件はシリーズで何回か、書いてゆきたいと思っています。

お子さんを児童相談所に保護されてお困りの方、お問合せ下さい。

「見守り隊」千代田区、セブンイレブンと協定、虐待早期発見へ~虐待通報されるお母さんの不安~

2016年11月02日

児童虐待の早期発見に役立てようと千代田区とセブンイレブンが「子育て見守り隊」に関する
協定を結んだそうです。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201611/CK2016110102000165.html

この取り組みが、児童虐待の早期発見につながるのであれば素晴らしい事です。

現実に、私が児童相談所で働いていた時も、子どもがコンビニで万引きし、
お店が親に連絡、親が迎えに来たので、警察にも届け出ず、連れて帰った。
けれど、実は子どもの万引きの理由は、ご飯を与えてもらえなくて
お腹が空いて我慢出来なくて万引き。
もちろん、万引きをした事で、家に連れ帰られた後、親にものすごく叩かれた。

そんな事がありました。一度や二度ではなく。
その時、お店の人が警察に連絡してくれていれば、保護出来ていたかもしれない。
そうしたら、子どもはもっと早く、救ってあげられたのに。
そんな思いをしたこともありました。

相模原児童相談所事件でも、親に虐待され、児童相談所に保護を求めても
保護してもらえず、自殺してしまった中2の男の子は、
コンビニに助けを求めて逃げ込んだことがありました。
その時はコンビニは警察に連絡したのだけれど、警察が親に連絡してしまった結果、
家に連れ帰らされてしまったのですが。

スーパーで、コンビニで、お母さんやお父さんが子どもを叩いているのを見てしまった。
夜遅く、小さな子がコンビニにいるのを見かけた。
そんな時、どうしたら良いのか分からずに
困った、という経験を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

コンビニやスーパーが、そういう時にどうするか、という
マニュアルを作って対応を徹底してくれるのは確かに
児童虐待の早期発見につながると思います。

けれども逆の心配もあります。
コンビニに子どもを1人で行かせただけで、虐待を疑われ、
通報されてしまった。
コンビニで子どもがお菓子を買って欲しいと駄々をこねたので、
ちょっと厳しくったら通報されてしまった。
そして、子どもを児童相談所に連れて行かれてしまった。

そんな思いをするお母さんも出て来そうな気がします。

児童虐待の早期発見は重要な課題です。
地域の協力は絶対に必要です。
でも通報が増える裏側で、虐待を疑われて傷つくお母さん、お父さんが増えてゆくのも防ぎたい。

矛盾したことを言っているのかもしれません。
でも、児童相談所や子ども家庭支援センターという
子どもを守り、家族を支える機関が、
家族を傷つける事なく、支えてゆく。
そんなことが実現出来るようになることは、必要な事だと思うのです。