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山脇由貴子心理オフィス

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2018年1月

大阪市淀川区 3歳児長男虐待~児童相談所5度の保護~

2018年01月26日

 

大阪の淀川区で、3歳児の長男を虐待したとして、

33歳の父親が逮捕されました。

http://www.mbs.jp/news/kansai/20180125/00000065.shtml

衝撃だったのは、児童相談所はこのお子さんを5回も保護していた、という事です。

私の児童相談所での経験上、あり得ない、と思いました。

私は、2度一時保護になった子どもは家に帰せない、と判断していました。

一度、児童相談所に子どもを保護された親は、2度と保護されたくない、と思い、

注意を払うはずです。

児童相談所も「2度と叩かない」と約束をさせます。

だから、虐待をしていた、子どもを叩いていた親ならば、

もう叩かないようにするはずです。

2度保護になった、という事は、その親は、約束を守らない、

虐待を繰り返す親、という事であり、

子どもを家に帰せば、また子どもは虐待される、という事を

意味しています。だから、家には帰せないのです。

また、この父親は、

「子どもが転んだ」

と言い訳をしていますが、これも典型的な言い訳です。

そしてもし本当に、子どもが転んでけがをしたのであっても

幼児さんなわけですから、子どもが怪我を繰り返すのであれば、

それは親の不注意であり、育てる力が低い、という事です。

報道の中には、一時保護所に空きがなく、

受け入れが難しい為、家に帰さざるを得ない、

という事も触れていますが、

預かる場所がないから、家に帰す。

そんな事、許されて良いはずがないのです。

子どもが虐待されるリスクがあるのに

「空きがないから」なんて言い訳は

「人手が足りない」と同じです。

 

ですが、児童相談所は

「子どもの安全を第一にやって来た。

 不適切な点はなかった」

とコメントしています。

そんな事、言って良いのでしょうか。

5度も保護して、5度も家に帰して、

それでも子どもは虐待され続けていたのに。

反省すべき点は反省し、改善していかなければ、

同じことが繰り返されることになります。

児童相談所が子どもを守れない。

その繰り返しは、防がなくてはならないのです。