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山脇由貴子心理オフィス

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産経新聞の小林麻央さん追悼記事にコメントが載りました。「今も増え続けるブログ読者、壮絶がん死、小林麻央さんが私たちに残してくれたもの」

2017年07月25日

小林麻央さんが亡くなってから1か月。

産経新聞の追悼記事にコメントが載りました。

http://www.sankei.com/premium/news/170722/prm1707220013-n2.html

取材を受けて、改めて思った事。
闘病の姿を通して、人を励まし、元気に出来るって
本当にすごい事です。
闘病している姿を見せるだけでも勇気がいる事なのに・・・

記事の中にもありますが、
何か、小林麻央さんの、最後まで社会に貢献したい、
という使命感のようなものを感じずにいられません。

本当に強い女性です。
そしてその背景には家族の強い愛があった。

小林麻央さんの姿を見て、女性達は、
自分自身の生き方を振り返り、思ったのではないでしょうか。

毎日、嘆いてばかりじゃダメだ、
不満を言ってばかりじゃダメだ、
もっと強くならなきゃ。

麻央さんのブログは、きっとこれからも
多くの女性を励ましてゆくんだろうな、と思います。

児童相談所に子どもが保護されてしまったお父さん、お母さんのお悩み~親子分離が必要と判断されて・・・でも、東京都は私立高校の費用も負担してくれる~

2017年07月21日

さて、前回の続きです。

高校生の娘の携帯を見る、娘の部屋に入る、
という事が虐待だ、と児童相談所に判断され、
親子分離が必要、とされてしまったご家族のお話です。

お父さん、お母さんは児童相談所にずっと、
「養護施設入所の承諾書にサインをして欲しい」
と言われ続けて来ましたが、
サインはしませんでした。
つまり、娘さんを養護施設に入れる事、
親から離れての生活には承諾出来ない、
という意志を示し続けました。

もちろん、いくら思春期、反抗期と言えども、
娘さん自身が、親から離れたい、
という気持ちを持ってしまった事にはショックを受け、
そして自分達の子育てに、間違っていた所があるのだろう、
と反省はしています。

けれど、
子どもの携帯電話を見る、
子どもの部屋に勝手に入る。
それが虐待であり、強制的な親子分離が必要。
その児童相談所の判断に、ご両親は納得が行かなかったのです。

以前のブログにも書きましたが、
仮に児童相談所が
「施設入所に承諾しないのなら、裁判になりますよ」
と言ったとしても、不安になる必要はないのです。

裁判ではなくて、家庭裁判所の審判。
つまりは、児童相談所が家庭裁判所に判断を委ねる、
という事なのですから、児童相談所に親が訴えられる、
という訳ではないのです。

という事で、ご両親は家庭裁判所の判断に委ねる事に決めたのです。

で、ここからは、さらに驚きの事実です。

前回書いた通り、娘さんは私立高校に通っています。
保証人の変更を、勝手にされてしまった事は
前回書いた通りですが・・・

今、私立高校に通うお子さんを
児童相談所が施設に入れた場合、
その私立高校の費用は親は負担する必要がないのです。
つまり、東京都が学費の全てを払ってくれるのです。

これって、すごい事じゃないですか?
例えばですが、子どもが思春期、反抗期に入り、
親のことがうざい、と思い、家を出たいと思う。
どんな家庭にもありがちな事ですよね。

その時に、子どもがどうしても家を出たい、
親と一緒にいたくない、と児童相談所に駆け込むと、
親から離れられて、そして私立高校に通い続けることも出来る、
という事になるのです。

私が児童相談所で働いている頃は、私立高校の費用を
東京都が負担する、というのは、まれなことでした。
だから、子どもは家を離れる決断をすると、
都立高校に編入しなくてはならない、という
子どもにとって、大きなハードルがありました。

でも、今は違うのです。
これって、逆に考えてもすごい事です。
例えば、親が、
「子どもは嫌いじゃないけど、反抗ばかりするし、
 私立高校の学費を払うのも大変だし、
 高校卒業まで、誰か預かってくれないかしら?」
と思ったとして。
子どもも、家から離れたいと思っていたとして。

児童相談所に相談すれば、子どもが高校卒業まで、
児童相談所が子どもを施設に入れてくれ、
私立高校の学費まで負担してくれる、という事になるかも、なのです。
子どもを寮に入れた、と考えれば、離れての生活も
苦痛ではないはずです。
だって、休みの日には子どもは家に帰って来れるのですから。

これって、東京都が都民の税金を使ってまで、
助けてあげるべき子どもでしょうか?
「忙しい」はずの児童相談所の仕事でしょうか。

疑問です。

児童相談所に子どもを保護されてしまったお父さん、お母さんの悲しみ~子どもの携帯を見るって虐待ですか?続編~

2017年07月14日

今日は、前回書いた、高校生の娘さんの
携帯を見た、部屋に入ったことを児童相談所に
虐待、と言われたお父さん、お母さんのお話の続きです。

娘さんも家から離れることを望んでいる、と
児童相談所から聞いているので
お母さんとしては一時保護は仕方ないと思っています。
ですが、驚きなのはこの後です。

娘さんは私立高校に通っています。
通常、児童相談所がお子さんを保護した場合、
外に出られない一時保護所、という所で
お子さんは生活するので、学校には通えません。
ですが、高校生でしかも私立となると、
長期欠席は進級に関わることになるので、
通わせる方法を児童相談所は考えます。

当然、親御さんと相談し、親御さんの了解を得て、協力してもらって
お子さんを学校に通わせるのが本来のやり方です。

ですが、このご家族、児童相談所に勝手に、
学校の保証人変更手続きをされてしまったのです。
詳しい説明もないまま。

担任の先生から、「保証人変更の手続きが終わりました」
と電話をもらったお母さんは説明を聞いて驚きました。
保証人が変更されてしまうと、以後、
親は学校に連絡を入れても、子どもに関する情報は
一切もらえなくなるのだそうです。
そして担任の先生とも話が出来なくなるのだそうです。

驚きですよね。
親なのに、しかもまだ施設にも入っておらず、
一時保護中なのに、仮に、子どもが学校で
怪我をしたり、病気になったりしても
一切、知らされない、という事なのです。
こんなこと、勝手にやって良いものなのでしょうか。

そして、この保証人変更手続きが終わった後、
お母さんは、児童相談所から
「通告書」
という文書を渡されました。

内容は、
学校に近づくな
学校に連絡するな
子どもに関する情報を得ようとするな
というような内容でした。
そして従わないなら法的手段をとる、と。
繰り返しになりますが、まだ一時保護中で、
親子がこれから離れて暮らすのかどうか
決まっていません。

お母さんは驚いて、怖くなりました。
法的手段、なんて書いてあれば怖くなりますよね。

ですが、厚生労働省に確認をした所、
この「通告書」には法的根拠はなく、
あくまで児童相談所からの
「お願い」なんだそうです。
それならば、お願いすればいいのに。

でも保証人変更手続きをされてしまっているので、
お父さん、お母さんは学校に連絡入れても
話してもらえないし、子どもの状況も知らせてもらえないままです。

こんなやり方、おかしいと私は思うのです。
お母さんが娘さんの携帯を見た、部屋に入った、
それだけで、こんな強硬なやり方、
する必要があるのでしょうか。
ちなみに学校は、完全に児童相談所の
言いなりになってしまっているそうです。

みなさん、どう思いますか?

児童相談所に子どもを保護されてしまったお父さん、お母さんのお悩み~子どもの部屋に入るのは虐待ですか?~

2017年07月05日

今までも書いて来ていますが、
今回も、子どもを突然、児童相談所に保護されてしまった
お父さん、お母さんのお悩みです。

お子さんは高校生の女の子。
年齢的にも難しい年齢で、お母さんともめる事は多く、
お母さんは、保護となってしまった事は、
私と話をする中で、仕方がなかった、と
納得されました。

ですが、問題はその後です。
児童相談所からお母さんは「ひどい虐待をした」と
ずっと言われ続けて来ました。

その、児童相談所が、「虐待」と言っている内容は・・・
お母さんが子どもの部屋に入る事。
携帯電話を見る事。
子どもの通っている学校に連絡を入れる事。

これって、虐待?
内容を聞いて、児童相談所で働いていた私が驚きました。

確かに、思春期で反抗期のお子さんの部屋に、
親が勝手に入るのは、子どもがとても嫌がります。
私も、あまりやらない方がいいですよ、とは
児童相談所で働いていた時も言っていました。
でも、子どもの部屋に入るだけで、虐待?
事情を聞くと、娘さんは掃除をしないだけでなく、
食べ物を隠したり、見えない所に捨てたりするお子さんで、
以前に、娘さんが食事の残りを、エアコンの後ろに隠し、
虫がわいてしまった事があるそうで・・・
それは、掃除したくなりますよね。母親としては。

そして携帯を見る。
これも虐待?
もちろん、私はやはり思春期のお子さんの携帯は
勝手に見ないようにして下さいね、と
講演会などでも言っています。
ただし、子どもがいじめにあっているようだ、とか
危ないサイトにアクセスしているようだ、
などの子どもが危険にさらされている兆候があった時には、
携帯を見る必要はあるでしょう、とも言っています。
そして、このお母さんと娘さんは
1台の携帯を2人で一緒に使っているそうなのです。
それは、うっかり、見てしまう事もありますよね。
それが虐待なんでしょうか?

そして親が子どもの通う学校に連絡を入れることが
虐待でしょうか?
普通、連絡入れますよね。必要があれば。
このお母さんは娘さんの帰宅が遅い時に、
学校に連絡を入れていたそうで・・・
普通ですよね。

児童相談所は、本当に虐待、と判断しているのでしょうか。
信じられません。
ですが、お母さんは、子どもの人格を否定している、
とまで言われ、親子は離れる必要がある、
とまで言われているのです。

子どもの部屋に入る
子ども携帯を見る
子どもの学校に連絡する

これが虐待であって、親子が離れる必要がある、
と児童相談所が判断するのならば。
世間のかなり多くのお母さんは、虐待をしている事になり、
子どもを奪われてしまうことになります。

虐待の基準がこんな曖昧であっていいのでしょうか。
児童相談所が勝手に決めて良いのでしょうか。

世のお母さん、お父さん、どう思われますか?

ロイター通信配信記事、翻訳版出ました。「ケアより規律、被虐待児童が直面する一時保護所問題」

2017年06月27日

先日お知らせした、ロイター通信から配信された
児童相談所の一時保護所に関する記事の翻訳版が出ました。

「ケアより規律、被虐待児童が直面する一時保護所問題」

http://jp.reuters.com/article/japan-child-shelters-idJPKBN19E0KD

日本の児童相談所の一時保護所についての記事です。
一時保護所の生活が、虐待を受けて来た子どもを
ケアする場所ではなく、子どもにストレスを与える場所、
という事が書かれています。
私のコメントも載っています。

記事を読み、改めて、考えさせられました。
一時保護所は、第2次世界大戦後、戦争孤児や放浪児に
食事や寝る場所を与えるために設置された。
しかしその後、70年間、ほとんど変わっていない。
保護すべき、対象となる子どもが変わってきているのに。

厚労省の役人も
「一時保護所が今のままでいいなんて、誰も思っていない。」
と明言。それなら、なんで変わらなかったのでしょうか。
変えようとしなかったのでしょうか。
これだけ、児童虐待の問題が深刻化し続けているのに。

そして精神科医が一時保護所の生活は、
子どもにトラウマに近いストレスを与える、とコメントしています。

親からの虐待によるトラウマを抱えた子どもが
保護された先で、再度トラウマを抱えることになる。
そんな事、あってはならないはずなのに。

「日本は子どもに優しいイメージが強い」
という記事の中の言葉が心に響きました。
日本は子どもに優しいのでしょうか。
児童相談所の問題だけではなく。
待機児童問題は解決されないまま。
子どもの貧困問題も深刻化され続けているのに、
改善されないまま、子ども食堂が美談にされる。
それは、国が何も出来ず、子ども食堂に
頼らざるを得ない、という事なのに。

恥ずかしいから、子ども食堂には行かれない、
あるいは親が、行くなというから行かれない。
そんな子どももたくさんいます。
その子達は、児童相談所に保護された子ども同様、
世間には知られていません。

日本は子どもにお金をかけない国。
私にはずっとそう見えています。
一時保護所の問題も、解決されるのにはきっと時間がかかるでしょう。
ですが何より、海外メディアから指摘される事は
恥ずべきことだ、という事に気づかなくてはならないと思うのです。

ラジオ日経 収録風景です。

2017年06月22日

ラジオブログ用写真

ロイター通信の記事にコメントが載りました。

2017年06月22日

かなり長い間、取材を受け、取材協力をして来た、
ロイター通信の記事がやっと配信され、
短いですが、名前とコメントが出ました。

http://www.reuters.com/article/us-japan-child-shelters-idUSKBN19D00D?il=0

まだ英語記事しかなくて申し訳ないです。
これから翻訳版も届き次第載せたいと思います。

内容は、児童相談所についてと、
児童相談所の一時保護所についてです。

一時保護所とはどんな所か。
子どもにとって過酷な環境である
一時保護所に、
児童福祉法に定められた一時保護期間
2か月を超え、3か月、4か月、と
保護され続けている子どもがいるのはどうしてなのか。
児童相談所側にどんな問題があるのか。

なかなか、日本のメディアでは掘り下げてくれない問題です。
短い記事ですが、世界に発信出来た事は、とても嬉しく思っています。
これを機に、日本の児童相談所が少しずつ
改善されてゆくこと、
本当の意味で子どもを守れ、
そして子どもを大切にする組織になってゆくことを
望みます。
そして私も頑張り続けます。

ラジオNIKKEI、まだ聴けます。

2017年06月22日

先日、ブログでお知らせした、
ラジオNIKKEIのBIZ&TEC Terminal
既に放送した分、1週間以内なら
先週分が聴けます。

http://radiko.jp/share/?sid=RN2&t=20170619222000

ご興味のある方、ぜひ聴いて下さい!

ラジオNIKKEI、収録終わりました。

2017年06月16日

先日お知らせした、来週、再来週放送の
ラジオNIKEEIのBIZ&TEC Terminalの
収録が無事終わりました。

パーソナリティは日経ビジネスの
柳瀬 博一さん。
本当にたくさんの方のお話を聞いて
いらした方との事で、とても上手に
話を聞いて下さり、すごく話しやすかったです!

話した内容は・・・

そもそも、児童相談所ってどんな所?
児童福祉司ってどんな仕事をする人?
そして、どんな人が児童福祉司をやってるの?

さらには、
児童相談所への虐待相談件数は
激増し続けているけれど、
これはどうしてなのか。
虐待が増え続けているからなのか。

相模原市相談所事件では、虐待され、
保護を求めた子どもが、保護してもらえず、
自殺してしまったけれど、
どうして児童相談所が子どもを守れない、
ということが起こってしまうのか。

虐待する親ってどんな親?
報道にある、子どもを殺してしまうような親ばかりなのか。

児童相談所は、虐待する親に、
何をすべきなのか。
子どもを守るためには何をすべきなのか。

そして、児童福祉司は、本当に大変な仕事なのは事実で、
ではどんな所が大変なのか。

最後は、児童相談所が変わってゆくために
何をすべきなのか。

こんな事を話しました。

スタッフの方も良い方で、
和やかな雰囲気の中、収録を終えられました。

柳瀬さん、スタッフの皆さま、ありがとうございました!
そして皆さん、ぜひ聞いて下さいね!

来週月曜19日と再来週26日の22:20から
ラジオNIKKEIです!

来週の月曜と再来週の月曜 ラジオNIKKEIの「BIZ&TECH Termeinal」に出演します。

2017年06月13日

来週の月曜6月19日と再来週月曜6月26日、
ラジオNIKKEIの「BIZ&TECH Terminal」に
出演します!
http://rn2btt.radionikkei.jp/

児童相談所の事について、お話します。

以前出した書籍
「告発 児童相談所が子どもを殺す」
では、児童相談所の問題点についてばかり
書きましたが、今回のラジオでは、
児童相談所の仕事がいかに大変か、
児童福祉司は精神的に疲弊してしまうような
仕事である事、
そして児童相談所で虐待の相談を受ける中でも
嬉しい事はたくさんあって、
嫌な事ばかりの仕事では決してない事を
お話します。

さらには、虐待する親は、ニュースで
報道されるような、悪意を持って
子どもを虐待する親ばかりではなく、
子どもを叩いてしまう事に苦しんでいる親御さんや、
子育ての仕方が分からない親御さん、
児童相談所に子どもを保護されてしまったけれど
どうして保護されてしまったのか
分からなくて苦しんでいる親御さんの事や、
子どもに幸せになって欲しくて
必死にお勉強や習い事をさせている事を
虐待と言われて悩んでいる親御さん、
そんな親御さんがいる事も
お話します。

放送時間は22:20からです。
皆さん、ぜひ、聞いて下さい!

下北沢書店B&Bのトークイベント、無事終わりました。

2017年05月29日

トークイベント 修正2

先週の金曜5月26日、下北沢の書店B&Bで
フジテレビの福原伸治さんとトークイベントをしました。
好評でした。

話した内容は
・死にたい女
・常に悩んでいる女
・暴れちゃう女
・メールテロ女
・頑張り過ぎる女
・頑張らないのが許せない女
・片づけられない女
・何も決められない女
・殴られる女
・常に支配される女
・常に支配する女
・なんでもかんでもやりたがる女
・自己評価が高すぎる女
・うつアピール女

こういう女性達の心理分析と関わる際の対策をお話しました。

意外に男性たちが知らなかったのが、
女性が男性に悩みを相談する時って、
相手と近づきたい、口説きたいと思っている時、という事でした。
男性は気づかないんですね。

「本当に悩んでいるのか、その見極めは?」
と質問されたので、
「『なんで俺に相談?』という相手からの相談は
 何か下心があるはず。
 特に家族の悩みについて相談されたら要注意。
 結婚狙われているかも、です」
とお答えしました。

他にも、心理テストで何が分かるかや、
児童相談所での経験、虐待、心理学の話もさせて頂きました。
好評だった部分は、ブログでも紹介して行きたいと思っています。

まずは来て下さった方々、本当にありがとうございました!

児童相談所に子どもを保護されてしまったお父さん、お母さんのお悩み~児童相談所への不満ってどこに言えばいいの?都民の声のからくり~

2017年05月18日

以前から何度も書いていますが、いきなり児童相談所に子どもを
保護されてしまったお父さん、お母さんのお悩みはとても大きいです。

「児童相談所への不満って、どこに言えばいいんですか?」
そんなご質問もあります。

でも、世間一般の方は
「だって子どもを保護されるような事したんだから
 仕方ないんじゃない?」
とか
「それってただのクレーマーでしょ?」
と思われるかもしれません。

でも、単なるクレーマーとは違うんです。
「とにかく児童相談所の担当者と話をしたいんだけど、
 何度電話してもいつもいなくて話せない」
「折り返しの電話が欲しいと言っても、かかって来ない」
「子どもの様子を知りたいのに、
 『元気ですよ』としか教えてくれない」
などで悩んでいる親御さん、多いのです。

中には
「どうして子どもを保護されたのか、
 説明されていない。」
という方もいらっしゃいます。
「どうしたら子どもを帰してくれるのか
 全く教えてもらえない」
という方も。

だから、児童相談所への不満だけでなく
「電話を下さい」
というお願いや要望を、どこかに言いたい、という方が多いのです。
児童相談所に電話しても、何の反応もないからなのです。

東京都には「都民の声」という相談窓口があります。
これはいわゆる民間企業の
「お客様相談センター」
です。苦情窓口ですね。
都政に関する事なら、なんでも受け付ける窓口です。

だから、児童相談所への不満を、この「都民の声」
に出す方も多いのです。

でも、恥ずかしながら、私も東京都を辞めた後に知ったのですが、
この「都民の声」って、返事が返って来ないんです。
改めて、都民の声の窓口に確認しましたが、
「返事をしない場合もある。
 担当者に伝えない場合もある」
とのお返事でした。

衝撃でした。
もちろん、都政全般ですから、
築地の移転問題や、オリンピック問題など
色々、返事が出来ない苦情もあるのでしょうけれど・・・

全国すべてではないですが、都外の政令指定都市に
確認してみた所、多くは
「可及的速やかに返事をする」
という原則なのだそうです。
返事が出来ない場合は
「返事が出来ません」
と担当者が返事をする、というルールなのだそうです。

声を受け付ける窓口はあるのに、
返事はしなくてもいい。
それって、存在する意味はあるのでしょうか。
結局、児童相談所へのお願いも不満も、言える場所はないってことです。
児童相談所だけでなく、東京都がやる事全てに都民は何も言えないってことですね。

都民ファーストじゃなっかったんでしたっけ?
小池都知事。
思わず、そう言いたくなりました。

5月26日金曜日、下北沢の書店「B&B」でフジテレビの福原伸治さんとトークイベントをする事になりました!

2017年05月10日

今日はイベントのお知らせです。

今月、5月26日金曜日、下北沢の書店「B&B」で、
フジテレビスタッフの福原伸治さんと
トークイベントをする事になりました!
テーマは
「病まない女はいない~占いに頼らず心理学で」
です。

内容としては、今話題の「メンヘラ」を含め、
現代の女性達の悩みとその解消法についてです。

福原さんは、フジテレビで、
「アインシュタイン」
「ウゴウゴルーガ」
など、前衛的な番組をたくさん演出された方で、
ツイッターのフォロワーも多数です。
おしゃべりも上手な方なので、
なかなか楽しいイベントになると思います。

詳細とお申込みは以下のB&Bホームページをご覧ください!
皆さん、ぜひおいで下さい!

山脇由貴子×福原伸治「病まない女はいない〜占いに頼らず心理学で〜」『告発 児童相談書が子供を殺す』(文春新書)刊行記念

不幸な結婚、辛い子育てをしない為に~プチ家出を繰り返す娘さん~

2017年05月01日

相談にいらしたのは、高校生の娘さんのお母さんでした。
娘さんがプチ家出を繰り返していて、困っているのだそうです。
以前に1度、プチ家出中におまわりさんに補導され、
その時、「家に帰りたくない」と言い続けた事で、
児童相談所に保護された事があるのだそうです。
その時はお母さんと娘さんと、児童相談所で話し合いをして
娘さんは家に帰って来たのだそうですが・・・

「その時、児童相談所の人に、
 『次に保護になったら施設に行く事になります』
 って言われたので・・・本当に施設に行く事に
 なってしまうのではなってしまうんじゃないかって
 心配でたまらないんです。
お母さんは続けました。
「その時、担当の児童福祉司の人が娘に、
 『必ずまた来てね』って何度も言っていましたし・・・」

困った事や苦しい事があったら、来てね。
それは私も児童相談所で働いた時には子どもに言っていましたが、
児童相談所は来ない方が良い所であるのは間違いありません。
それなのに、「必ずまた来てね」はどうなのか、と私も思います。

娘さんがプチ家出を繰り返しているのはお母さんの細かさが原因のようでした。
「時間を守らないんです。学校から帰って来るのが遅いので、
 思わず、何度も学校に電話を入れてしまったり。
 部屋の掃除もしないので、娘がいない間に掃除をすると
 すごく怒るんです。でも、とにかく、虫がわきそうなくらい汚いので・・・
 それに見覚えのないものが部屋にあったりもして・・・」

お母さんはきれい好きで几帳面。それが娘さんには耐えられないようなのは、
お母さんも気づいていました。
「でも、病院の予約をしているのに、時間になっても帰って来ないから
 病院に迷惑をかけたら困ると思って娘に何度も電話してしまいます。
 その日にやらなきゃいけない事はすぐに忘れてしまうので、
 メモにも書かせるようにして・・・それも嫌がっていました。」
お母さんは言いました。
「私、どうしたらいいんでしょう?」

私は言いました。
「心配かもしれませんが、放っておくようにしましょう。
 お母さんは我慢するのが大変かもしれませんけれど」
「でも、自分ではきちんと出来ない子なんです」
私は続けました。
「だからこそ、です。このままでは自分で何も出来ない大人になってしまいます。
 だから、お母さんは辛くても放っておいて、約束を破ったりした
 責任は娘さん自身に負わせるようにしましょう。
 娘さん自身が『困る』ことが大事なんです。
 それに、今までと同じ事をしていたら、娘さんはまた家出してしまいます。」

子どもが困るようなことは避けたい。
親としては当然そう思います。
でも足元の小さな石を全部取り除いてあげて、
歩きやすい平坦な道を歩き続けるままでは子どもは大人になれません。
挫折して、自分の力で立ち上がる力を身につけなくては。

「やってみます」
お母さんはそうおっしゃいました。
とはいえ、人は簡単には変われません。
お母さんはしばらくは不安になるとメールを下さり、
日によっては1日60通のメールを送って来たリしていましたが、
ずいぶん強くなりました。
心配ばかりしていた時よりも、元気になった!とご自分でおっしゃって下さいました。

子どもを自立させるって難しいですよね。
でも、親としてすべてをやってあげてしまうのは、
逆に子どもの成長を妨げてしまいます。
ちょっと辛くても、子ども自身が「困る」って体験、重要なんです。

「承諾しないなら、裁判になります」~児童相談所の言う『裁判』の意味と28条申し立て~

2017年04月21日

お子さんを児童相談所に一時保護されているご両親がご相談にいらっしゃいました。
ご両親としては、お子さんが家に帰って来ることを望んでいる。
けれど児童相談所は、子どもを家に帰せない、施設に入れる、と言っているのだそうだです。
そして先日、
「お子さんを施設に入れるのに承諾しないなら、
 裁判になりますよ」
と児童相談所の人に言われたんだそうです。
それで慌てて、相談にいらっしゃった、との事でした。

「裁判になるって、私たち、訴えられるって事ですか?」
「児童相談所相手の裁判なんて絶対に負けるって、言われたんですけど」
「戦わないでおとなしく従った方がいいって学校の先生にも言われて・・・」

裁判、なんていきなり言われたら動揺するのは当然です。
だから私からご両親に、裁判ではない、という事を説明しました。

「児童相談所が言っている「裁判」とは家庭裁判所の審判の事です。
 今、ご両親と児童相談所の話し合いは平行線です。
 ご両親が施設入所に承諾しない限り、この平行線は続きます。
 お子さんの為に結論は出さなくてはなりません。
 お子さんはお家に帰れるのか。
 それとも施設に入ることが必要なのか。
 ご両親と児童相談所の話し合いでは結論は出そうにない。
 その場合、児童相談所は、家庭裁判所に判断を委ねる、という事なんです。」

「裁判ではないんですね?」
ご両親はおっしゃいました。

「裁判ではありません。なので弁護士を雇う必要もありません。
 審判になると、家庭裁判所の調査官が公正な調査を行います。
 その中で、お父さん、お母さんもお話を聞かれます。
 家庭訪問もあると思います。
 だから『裁判で児童相談所と戦う』という訳ではないんです」

ご両親は少しほっとされたようでした。
でも、こういうご相談もとても多いのです。
中には、

「承諾しないなら、子どもに会わせない」
と児童相談所からいわた方もいます。
そんな事を言われたら、承諾しよう、と思ってしまいますよね。
でもこれは説明としては不適切なのは確かです。

ただ、児童相談所が家庭裁判所に申し立てをするのは、
当然、子どもを守るための制度です。
家に帰った後、子どもが虐待を受ける危険があれば、
児童相談所はためらわずに家庭裁判所に申し立てるべきなのです。

4月7日には、昨年末までは児童相談所に保護されていた子どもが、
家庭で再度、両ほほをのこぎりで切られる、という虐待を
受けていた事件が報道されました。

虐待の再発率は高いのです。だから、子どもを帰す事に
児童相談所が慎重になるのは、理解出来ます。
私も子どもの安全を守るためには、そうして来ました。

でもだからこそ、児童相談所の両親への説明は、正確であるべきです。
間違っても、「脅し」に聞こえるような、説明はすべきではないと思うのです。
それは、当然の事なのですが。