office yamawaki

山脇由貴子心理オフィス

〒104-0061 中央区銀座8-17-5 アイオス銀座

営業時間:12:00~19:00(最終予約) (土日も予約可)

電話番号:03-3248-8813

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ブログ

ラジオ日経 収録風景です。

2017年06月22日

ラジオブログ用写真

ロイター通信の記事にコメントが載りました。

2017年06月22日

かなり長い間、取材を受け、取材協力をして来た、
ロイター通信の記事がやっと配信され、
短いですが、名前とコメントが出ました。

http://www.reuters.com/article/us-japan-child-shelters-idUSKBN19D00D?il=0

まだ英語記事しかなくて申し訳ないです。
これから翻訳版も届き次第載せたいと思います。

内容は、児童相談所についてと、
児童相談所の一時保護所についてです。

一時保護所とはどんな所か。
子どもにとって過酷な環境である
一時保護所に、
児童福祉法に定められた一時保護期間
2か月を超え、3か月、4か月、と
保護され続けている子どもがいるのはどうしてなのか。
児童相談所側にどんな問題があるのか。

なかなか、日本のメディアでは掘り下げてくれない問題です。
短い記事ですが、世界に発信出来た事は、とても嬉しく思っています。
これを機に、日本の児童相談所が少しずつ
改善されてゆくこと、
本当の意味で子どもを守れ、
そして子どもを大切にする組織になってゆくことを
望みます。
そして私も頑張り続けます。

ラジオNIKKEI、まだ聴けます。

2017年06月22日

先日、ブログでお知らせした、
ラジオNIKKEIのBIZ&TEC Terminal
既に放送した分、1週間以内なら
先週分が聴けます。

http://radiko.jp/share/?sid=RN2&t=20170619222000

ご興味のある方、ぜひ聴いて下さい!

ラジオNIKKEI、収録終わりました。

2017年06月16日

先日お知らせした、来週、再来週放送の
ラジオNIKEEIのBIZ&TEC Terminalの
収録が無事終わりました。

パーソナリティは日経ビジネスの
柳瀬 博一さん。
本当にたくさんの方のお話を聞いて
いらした方との事で、とても上手に
話を聞いて下さり、すごく話しやすかったです!

話した内容は・・・

そもそも、児童相談所ってどんな所?
児童福祉司ってどんな仕事をする人?
そして、どんな人が児童福祉司をやってるの?

さらには、
児童相談所への虐待相談件数は
激増し続けているけれど、
これはどうしてなのか。
虐待が増え続けているからなのか。

相模原市相談所事件では、虐待され、
保護を求めた子どもが、保護してもらえず、
自殺してしまったけれど、
どうして児童相談所が子どもを守れない、
ということが起こってしまうのか。

虐待する親ってどんな親?
報道にある、子どもを殺してしまうような親ばかりなのか。

児童相談所は、虐待する親に、
何をすべきなのか。
子どもを守るためには何をすべきなのか。

そして、児童福祉司は、本当に大変な仕事なのは事実で、
ではどんな所が大変なのか。

最後は、児童相談所が変わってゆくために
何をすべきなのか。

こんな事を話しました。

スタッフの方も良い方で、
和やかな雰囲気の中、収録を終えられました。

柳瀬さん、スタッフの皆さま、ありがとうございました!
そして皆さん、ぜひ聞いて下さいね!

来週月曜19日と再来週26日の22:20から
ラジオNIKKEIです!

来週の月曜と再来週の月曜 ラジオNIKKEIの「BIZ&TECH Termeinal」に出演します。

2017年06月13日

来週の月曜6月19日と再来週月曜6月26日、
ラジオNIKKEIの「BIZ&TECH Terminal」に
出演します!
http://rn2btt.radionikkei.jp/

児童相談所の事について、お話します。

以前出した書籍
「告発 児童相談所が子どもを殺す」
では、児童相談所の問題点についてばかり
書きましたが、今回のラジオでは、
児童相談所の仕事がいかに大変か、
児童福祉司は精神的に疲弊してしまうような
仕事である事、
そして児童相談所で虐待の相談を受ける中でも
嬉しい事はたくさんあって、
嫌な事ばかりの仕事では決してない事を
お話します。

さらには、虐待する親は、ニュースで
報道されるような、悪意を持って
子どもを虐待する親ばかりではなく、
子どもを叩いてしまう事に苦しんでいる親御さんや、
子育ての仕方が分からない親御さん、
児童相談所に子どもを保護されてしまったけれど
どうして保護されてしまったのか
分からなくて苦しんでいる親御さんの事や、
子どもに幸せになって欲しくて
必死にお勉強や習い事をさせている事を
虐待と言われて悩んでいる親御さん、
そんな親御さんがいる事も
お話します。

放送時間は22:20からです。
皆さん、ぜひ、聞いて下さい!

下北沢書店B&Bのトークイベント、無事終わりました。

2017年05月29日

トークイベント 修正2

先週の金曜5月26日、下北沢の書店B&Bで
フジテレビの福原伸治さんとトークイベントをしました。
好評でした。

話した内容は
・死にたい女
・常に悩んでいる女
・暴れちゃう女
・メールテロ女
・頑張り過ぎる女
・頑張らないのが許せない女
・片づけられない女
・何も決められない女
・殴られる女
・常に支配される女
・常に支配する女
・なんでもかんでもやりたがる女
・自己評価が高すぎる女
・うつアピール女

こういう女性達の心理分析と関わる際の対策をお話しました。

意外に男性たちが知らなかったのが、
女性が男性に悩みを相談する時って、
相手と近づきたい、口説きたいと思っている時、という事でした。
男性は気づかないんですね。

「本当に悩んでいるのか、その見極めは?」
と質問されたので、
「『なんで俺に相談?』という相手からの相談は
 何か下心があるはず。
 特に家族の悩みについて相談されたら要注意。
 結婚狙われているかも、です」
とお答えしました。

他にも、心理テストで何が分かるかや、
児童相談所での経験、虐待、心理学の話もさせて頂きました。
好評だった部分は、ブログでも紹介して行きたいと思っています。

まずは来て下さった方々、本当にありがとうございました!

児童相談所に子どもを保護されてしまったお父さん、お母さんのお悩み~児童相談所への不満ってどこに言えばいいの?都民の声のからくり~

2017年05月18日

以前から何度も書いていますが、いきなり児童相談所に子どもを
保護されてしまったお父さん、お母さんのお悩みはとても大きいです。

「児童相談所への不満って、どこに言えばいいんですか?」
そんなご質問もあります。

でも、世間一般の方は
「だって子どもを保護されるような事したんだから
 仕方ないんじゃない?」
とか
「それってただのクレーマーでしょ?」
と思われるかもしれません。

でも、単なるクレーマーとは違うんです。
「とにかく児童相談所の担当者と話をしたいんだけど、
 何度電話してもいつもいなくて話せない」
「折り返しの電話が欲しいと言っても、かかって来ない」
「子どもの様子を知りたいのに、
 『元気ですよ』としか教えてくれない」
などで悩んでいる親御さん、多いのです。

中には
「どうして子どもを保護されたのか、
 説明されていない。」
という方もいらっしゃいます。
「どうしたら子どもを帰してくれるのか
 全く教えてもらえない」
という方も。

だから、児童相談所への不満だけでなく
「電話を下さい」
というお願いや要望を、どこかに言いたい、という方が多いのです。
児童相談所に電話しても、何の反応もないからなのです。

東京都には「都民の声」という相談窓口があります。
これはいわゆる民間企業の
「お客様相談センター」
です。苦情窓口ですね。
都政に関する事なら、なんでも受け付ける窓口です。

だから、児童相談所への不満を、この「都民の声」
に出す方も多いのです。

でも、恥ずかしながら、私も東京都を辞めた後に知ったのですが、
この「都民の声」って、返事が返って来ないんです。
改めて、都民の声の窓口に確認しましたが、
「返事をしない場合もある。
 担当者に伝えない場合もある」
とのお返事でした。

衝撃でした。
もちろん、都政全般ですから、
築地の移転問題や、オリンピック問題など
色々、返事が出来ない苦情もあるのでしょうけれど・・・

全国すべてではないですが、都外の政令指定都市に
確認してみた所、多くは
「可及的速やかに返事をする」
という原則なのだそうです。
返事が出来ない場合は
「返事が出来ません」
と担当者が返事をする、というルールなのだそうです。

声を受け付ける窓口はあるのに、
返事はしなくてもいい。
それって、存在する意味はあるのでしょうか。
結局、児童相談所へのお願いも不満も、言える場所はないってことです。
児童相談所だけでなく、東京都がやる事全てに都民は何も言えないってことですね。

都民ファーストじゃなっかったんでしたっけ?
小池都知事。
思わず、そう言いたくなりました。

5月26日金曜日、下北沢の書店「B&B」でフジテレビの福原伸治さんとトークイベントをする事になりました!

2017年05月10日

今日はイベントのお知らせです。

今月、5月26日金曜日、下北沢の書店「B&B」で、
フジテレビスタッフの福原伸治さんと
トークイベントをする事になりました!
テーマは
「病まない女はいない~占いに頼らず心理学で」
です。

内容としては、今話題の「メンヘラ」を含め、
現代の女性達の悩みとその解消法についてです。

福原さんは、フジテレビで、
「アインシュタイン」
「ウゴウゴルーガ」
など、前衛的な番組をたくさん演出された方で、
ツイッターのフォロワーも多数です。
おしゃべりも上手な方なので、
なかなか楽しいイベントになると思います。

詳細とお申込みは以下のB&Bホームページをご覧ください!
皆さん、ぜひおいで下さい!

山脇由貴子×福原伸治「病まない女はいない〜占いに頼らず心理学で〜」『告発 児童相談書が子供を殺す』(文春新書)刊行記念

不幸な結婚、辛い子育てをしない為に~プチ家出を繰り返す娘さん~

2017年05月01日

相談にいらしたのは、高校生の娘さんのお母さんでした。
娘さんがプチ家出を繰り返していて、困っているのだそうです。
以前に1度、プチ家出中におまわりさんに補導され、
その時、「家に帰りたくない」と言い続けた事で、
児童相談所に保護された事があるのだそうです。
その時はお母さんと娘さんと、児童相談所で話し合いをして
娘さんは家に帰って来たのだそうですが・・・

「その時、児童相談所の人に、
 『次に保護になったら施設に行く事になります』
 って言われたので・・・本当に施設に行く事に
 なってしまうのではなってしまうんじゃないかって
 心配でたまらないんです。
お母さんは続けました。
「その時、担当の児童福祉司の人が娘に、
 『必ずまた来てね』って何度も言っていましたし・・・」

困った事や苦しい事があったら、来てね。
それは私も児童相談所で働いた時には子どもに言っていましたが、
児童相談所は来ない方が良い所であるのは間違いありません。
それなのに、「必ずまた来てね」はどうなのか、と私も思います。

娘さんがプチ家出を繰り返しているのはお母さんの細かさが原因のようでした。
「時間を守らないんです。学校から帰って来るのが遅いので、
 思わず、何度も学校に電話を入れてしまったり。
 部屋の掃除もしないので、娘がいない間に掃除をすると
 すごく怒るんです。でも、とにかく、虫がわきそうなくらい汚いので・・・
 それに見覚えのないものが部屋にあったりもして・・・」

お母さんはきれい好きで几帳面。それが娘さんには耐えられないようなのは、
お母さんも気づいていました。
「でも、病院の予約をしているのに、時間になっても帰って来ないから
 病院に迷惑をかけたら困ると思って娘に何度も電話してしまいます。
 その日にやらなきゃいけない事はすぐに忘れてしまうので、
 メモにも書かせるようにして・・・それも嫌がっていました。」
お母さんは言いました。
「私、どうしたらいいんでしょう?」

私は言いました。
「心配かもしれませんが、放っておくようにしましょう。
 お母さんは我慢するのが大変かもしれませんけれど」
「でも、自分ではきちんと出来ない子なんです」
私は続けました。
「だからこそ、です。このままでは自分で何も出来ない大人になってしまいます。
 だから、お母さんは辛くても放っておいて、約束を破ったりした
 責任は娘さん自身に負わせるようにしましょう。
 娘さん自身が『困る』ことが大事なんです。
 それに、今までと同じ事をしていたら、娘さんはまた家出してしまいます。」

子どもが困るようなことは避けたい。
親としては当然そう思います。
でも足元の小さな石を全部取り除いてあげて、
歩きやすい平坦な道を歩き続けるままでは子どもは大人になれません。
挫折して、自分の力で立ち上がる力を身につけなくては。

「やってみます」
お母さんはそうおっしゃいました。
とはいえ、人は簡単には変われません。
お母さんはしばらくは不安になるとメールを下さり、
日によっては1日60通のメールを送って来たリしていましたが、
ずいぶん強くなりました。
心配ばかりしていた時よりも、元気になった!とご自分でおっしゃって下さいました。

子どもを自立させるって難しいですよね。
でも、親としてすべてをやってあげてしまうのは、
逆に子どもの成長を妨げてしまいます。
ちょっと辛くても、子ども自身が「困る」って体験、重要なんです。

「承諾しないなら、裁判になります」~児童相談所の言う『裁判』の意味と28条申し立て~

2017年04月21日

お子さんを児童相談所に一時保護されているご両親がご相談にいらっしゃいました。
ご両親としては、お子さんが家に帰って来ることを望んでいる。
けれど児童相談所は、子どもを家に帰せない、施設に入れる、と言っているのだそうだです。
そして先日、
「お子さんを施設に入れるのに承諾しないなら、
 裁判になりますよ」
と児童相談所の人に言われたんだそうです。
それで慌てて、相談にいらっしゃった、との事でした。

「裁判になるって、私たち、訴えられるって事ですか?」
「児童相談所相手の裁判なんて絶対に負けるって、言われたんですけど」
「戦わないでおとなしく従った方がいいって学校の先生にも言われて・・・」

裁判、なんていきなり言われたら動揺するのは当然です。
だから私からご両親に、裁判ではない、という事を説明しました。

「児童相談所が言っている「裁判」とは家庭裁判所の審判の事です。
 今、ご両親と児童相談所の話し合いは平行線です。
 ご両親が施設入所に承諾しない限り、この平行線は続きます。
 お子さんの為に結論は出さなくてはなりません。
 お子さんはお家に帰れるのか。
 それとも施設に入ることが必要なのか。
 ご両親と児童相談所の話し合いでは結論は出そうにない。
 その場合、児童相談所は、家庭裁判所に判断を委ねる、という事なんです。」

「裁判ではないんですね?」
ご両親はおっしゃいました。

「裁判ではありません。なので弁護士を雇う必要もありません。
 審判になると、家庭裁判所の調査官が公正な調査を行います。
 その中で、お父さん、お母さんもお話を聞かれます。
 家庭訪問もあると思います。
 だから『裁判で児童相談所と戦う』という訳ではないんです」

ご両親は少しほっとされたようでした。
でも、こういうご相談もとても多いのです。
中には、

「承諾しないなら、子どもに会わせない」
と児童相談所からいわた方もいます。
そんな事を言われたら、承諾しよう、と思ってしまいますよね。
でもこれは説明としては不適切なのは確かです。

ただ、児童相談所が家庭裁判所に申し立てをするのは、
当然、子どもを守るための制度です。
家に帰った後、子どもが虐待を受ける危険があれば、
児童相談所はためらわずに家庭裁判所に申し立てるべきなのです。

4月7日には、昨年末までは児童相談所に保護されていた子どもが、
家庭で再度、両ほほをのこぎりで切られる、という虐待を
受けていた事件が報道されました。

虐待の再発率は高いのです。だから、子どもを帰す事に
児童相談所が慎重になるのは、理解出来ます。
私も子どもの安全を守るためには、そうして来ました。

でもだからこそ、児童相談所の両親への説明は、正確であるべきです。
間違っても、「脅し」に聞こえるような、説明はすべきではないと思うのです。
それは、当然の事なのですが。

不幸な結婚、辛い子育てをしない為に~DV、暴力を受けているお母さん達へ~

2017年04月14日

「夫から、暴力を振るわれるんです」
相談にいらしたお母さんは言いました。
「骨折も何度もしました。鼓膜も破れてしまって・・・」

お子さんは2人。まだ2歳と5歳と小さいのだそうです。
「子どもも、動きが多くて手がかかるんですけど、
 協力もしてくれなくて・・・ 
 子どもの泣き声がうるさいって殴られることも多くって」

お母さんは疲れた表情で、でも、悲しみに溢れている訳でもありませんでした。
旦那さんに暴力を振るわれている女性にはたくさん出会って来ましたが、
そうなんです。みな、苦しんでいるのは間違いないのですが、
むしろ表情に見えるのは疲れと諦め。

「別れた方が良いのはお分かりですよね?」
お母さんは、ご両親にも離婚を勧められているそうです。
「分かっています。でも、考えて、やっぱり、子どもが成人するまでは、
 主人に責任を取らせるのが一番いいかなって」

今まで出逢ったお母さん達の中には、離婚を決断しない方はたくさんいました。
「子どもの為に、離婚はしない方が良いと思って」
「子どもに苦労させたくないし」
「主人は子どもの事は可愛がっているので、悲しい思いをさせたくなくて」

そしてこのお母さんも言うのです。
「毎日、暴力を振るう訳じゃないんです。
 真面目な人で、殴らなければ、本当にいい人なんです」
殴らなければいい人。そういう女性も本当に多いのです。
殴らなければ。それは当たり前のことなのに。

私はお母さんに話しました。
「本当に、離婚しない事がお子さんの為でしょうか?
 お母さんが我慢し続けることがお子さんの為でしょうか?」

離婚した後の生活が不安なのは、本当に分かるけれど。
母子でやっていけるのか、怖いのも分かるけれど。

「お母さんが殴られているのを見ているのは
 お子さんにとって、とても怖くて悲しい事ですよね?」

お母さんがお父さんに殴られているのを見続けた子どもにもたくさん会って来ました。
子ども達は言いました。
見ているのは怖い。
いつか、自分もお父さんに殴られるんじゃないかと思う、と。
そして大好きなお母さんが殴られていると、悲しい気持ちになる、と。

そしてさらに、お母さんがお父さんに殴られているのを見続けていた子どもの一部は、
いつの間にか、お父さんにそっくりに、つまりお母さんに暴力を振るうようになってしまったりします。
お父さんが、モデルになってしまい、行動を知らず知らずに真似してしまうんです。

それこそ、お母さんにとっては最も悲しい事です。

離婚する、それは本当に大きな決断です。
けれど、お母さんが殴られているのは子どもにとっても辛いことです。
何より、子どもが幸せになる為には、お母さんが幸せにならなくちゃいけません。

簡単に、殴られている女性はすぐに離婚しましょう、という話ではありません。
ご主人との話し合いで解決出来る方もいらっしゃると思います。
でも、とにかく、自分さえ我慢すれば、とは思わないでください。
暴力に、慣れないで下さい。
子どもを幸せにするために、お母さん自身が幸せになることを考えて欲しいと思うのです。

子どもを児童相談所にいきなり保護されてしまったお父さん、お母さんの相談場所

2017年04月05日

「子どもをいきなり、児童相談所に保護されしまったんです」
今までにも何回かブログで書いて来ていますが、
やはりご相談が絶えません。
本当にお困りの方が多いのだと日々感じています。

「子どもが学校で『お母さんに叩かれた』と言っただけで
 その日に保護されてしまったんです。
 こんな事ってあるんでしょうか?」
こんなご相談も少なくありません。
確かにその日に叩いたのは事実だけれど、
毎日叩いたわけじゃない。
それなのに、いきなり保護されて、いつ帰って来るか分からないなんて・・・
今までも書いて来た通り、お母さんの混乱も当然の事です。

そんな中、あるお母さんから相談、質問されました。
「児童相談所から子どもを取り戻すために、
 仲介してくれる会社とか業者ってないんでしょうか?」
なるほど。そういう疑問もあるんですね。
そう思いました。

子どもを児童相談所に保護されてしまったお父さん、お母さんの多くは
弁護士さんに相談します。
弁護士さんの中には、「必ず子どもを取り戻します」という方も多くなっているようで・・・
でも、弁護士さんも児童相談所に対して出来る事は実は少ないんです。
児童相談所というのは法律によって強大な権力を与えられており、
弁護士さんは、お父さんお母さんが児童相談所相手に裁判をする、
というのでなければ、なかなか手を出せない。
それが現状であり、仕方がない事なのです。
弁護士さんであっても、児童相談所の仕事の進め方には
精通していないのですから。
児童相談所の内部のことは誰にも知られない仕組みになっているのです。

私は、児童相談所から子どもを取り戻す事が商売になるのは
絶対にあってはいけない事だと思っています。
中には、お金の為に、商売の為に、虐待されている子どもすらも
家に帰そうとする業者が出て来ると思うからです。

でも、児童相談所に保護された子どもの全員が、絶対に家に帰れない子どもではありません。
家に帰れる子も確実にいます。
その子達が、児童相談所の都合、つまりは忙しい、などの理由で
1か月も2か月も家に帰れないのは本当におかしいと思うのです。

大半のお父さん、お母さんは黙って児童相談所からの連絡を待ち続けています。
でも、親と子どもが離れて暮らすなんて異常事態です。
その間、学校にも行かれないのですから。
家に帰れる子は1日でも早く帰るべきなのです。

だから私は、家に帰るべきお子さん達が、
1日でも早く家に帰る為のお手伝いをしていこうと思っています。
お困りのお母さん、お父さん達、ご相談下さい。

児童相談所に子どもを保護されてしまったお父さん、お母さんのお悩み~せめて先に教えてくれていれば・・・~

2017年03月13日

児童相談所に突然、なんの前触れもなく、子どもを保護されてしまった
お父さん、お母さん達は、まず驚き、何が起こったのか分からずに
戸惑います。

大半のお子さんは保育園や学校、学童などから保護され、
事前にはお父さん、お母さんに、なんのお知らせもありません。
児童相談所は親の承諾なく、子どもを一時保護出来る権限があります。
これは、今までにも書いてきましたが、職権保護、と言われます。

いつも帰って来る時間になっても、子どもが帰って来ない。
あるいは、保育園に子どもを迎えに行ったら、
「保育園にはもういません」
と説明される。
驚き、戸惑うのは当然です。
もちろん、子どもを保護した事については、その日に児童相談所から
電話で知らされますが、あくまで電話なので、詳しい話は後日、となります。
これからの話し合いの日程も、児童相談所からの連絡を待って下さい、と言われます。

大半のお父さん、お母さんは悲しみながら途方にくれます。
何をしたらいいのか分からない。
ただ、電話を待つしかないのか。
子どもは今、どこで何をしているのだろう。
児童相談所の人に、何を話しているのだろう。

そして、子どもも、
「2~3日で家に帰れるから、とりあえず児童相談所に行こう」
と説明されて保護される子どももいます。
2~3日と言われたのに、3日間経っても誰も会いに来ない。
一時保護所は思っていた場所と全然違うし、
一体、いつ帰れるのかも分からない。
「話が違う」
と不満を抱く子がいるのも事実です。

やはり子どもをいきなり保護されてしまったお母さんは言いました。
「せめて、先に、子どもを叩いたりすると、いきなり子どもを
 連れて行かれてしまうって、教えておいて欲しかったです」
その通りですね。
もちろん、知識として、児童相談所が虐待されている子どもを保護する、
という事を知っている方は多いと思います。
けれど、しつけの範囲と考えて、本当にまれに、例えば月1回とか、
子どもを叩いてしまうことが児童相談所に「虐待」と判断され、
急に子どもを連れて行かれ、結果子どもが数か月戻ってこない事になる、
なんて、知らない人が大半です。

一方で、子どもが
「お父さん、お母さんに叩かれる」
と言っているのに放っておくのも心配です。
相模原市児童相談所事件を覚えている方もいらっしゃるかと思います。
相模原市で虐待を受けていた中学生の男の子は、
学校で父親から暴力を受けていることを話し、
児童相談所には助けを求め、
それでも保護してもらえず、自殺してしまいました。

本当に、保護が必要な子と、保護が必要ではない子。
その見極めが一部の児童相談所には出来ていないのだと思うのです。
児童相談所の職員は、子どもと話をして、すぐに子どもを保護しなければ危険な家庭なのか、
一旦は家に帰しても大丈夫な子なのか、その見極めです。
一旦家に帰す際に、お父さん、お母さんに
「次に同じことがあったら、絶対に保護するよ」
と伝える。このプロセスが踏まれていれば、お父さんお母さんも、納得できるはずです。

子どもが助けを求めるという事は、子どもを保護にあたって、
最優先すべき事柄です。
けれど、最優先されていない現実もあり、
緊急で保護が必要ではない子どもが保護されることもある。
世間も、子どもを保護されてしまった親御さんも疑問を抱いても仕方がありません。

児童相談所がどんな権限を持っていて、何が出来るのか、
どういう基準で判断するのか、それは広く世間に知られなくてはなりません。
同時に、誰もが疑問を抱く事のない、明確な基準と専門性が必要だと思うのです。

児童相談所は本当に子どもを守る組織、
そして家族を無駄に傷つけることのない組織になって行って欲しいです。

児童相談所に子どもを保護されてしまったお母さん、お父さんのお悩み~児童相談所の謎~

2017年03月02日

児童相談所で働いていた時から、児童相談所に関する色々な情報が
ネットで流れているのは知っていました。
ですが、今、ご相談にいらしているお母さんやお父さんが
ネット情報によってとても不安になってしまっているのが
よく分かって来ました。

子どもを児童相談所に保護されてしまったお父さん、お母さん達は
多くの疑問や不安を抱いています。

「子どもを1人保護すると、児童相談所は30万円もらえるって本当ですか?
 児童相談所がお金目当てで子どもを保護してるって本当ですか?」
「暴れる子や、手のかかる子はすぐに精神科の薬を飲まされるって本当ですか?
 うちの子は大丈夫?」
「児童相談所に『子どもを帰して欲しい』と強く言うと、
 逆に帰してもらえないって本当ですか?」
「子どもが保護されてしまうと、何年も帰って来ないって本当ですか?」
「児童相談所に『こちらから連絡するので、連絡を待って下さい』って
 言われたけど、自分から児童相談所に電話しちゃいけないんですか?」
「一時保護所ってものすごく厳しいって本当ですか?」
「児童相談所の言うことは全部素直にきかなきゃいけないんですか?
 反論すると子どもは帰って来ないんですか?」

こんな不安を抱えていたら、毎日がとても辛いですよね。
ネットで調べると、どんどん不安が強くなってしまいます。

お子さんを児童相談所に保護されてしまい、多くの不安を抱えて困っていらっしゃるお父さん、お母さん。
児童相談所で働いていた経験に基づいて、お答えします。
不安を抱えたままでいずに、ご相談下さいね。

WEBRONZAに記事が載りました。

2017年02月22日

昨日からですが、朝日新聞のWEB媒体「WEBRONZA」に私の記事が載っています。
今回は、

現状の児童相談所が虐待の防止・抑止に役立っているのか
児童相談所の構造的な問題
児童相談所を増やすことが虐待の防止・抑止につながるのか
児童虐待をなくす為に国のすべきこと

などを書いております。
http://webronza.asahi.com/national/articles/2017021600002.html
会員登録しないと全文が読めないのですが・・・
ご興味を持って頂けたら、ちょっとだけ覗いてみて下さい。
児童相談所はもっと変わらなくてはならない。
それは何故なのか、何を変えなくてはならないのかを
書いております。