厚労省、虐待の子ども「一時保護所」を全国調査 劣悪施設を点検
厚労省が、全国の児童相談所の一時保護所の調査を行う事を決めたと
報じられています。
http://news.livedoor.com/article/detail/13373708/
やっと、か、という感じと
「今更」という感じです。
前から書いている通り、
全国すべてがそうではないですが、
一時保護所は、子どもにとって
とても辛い場所であり、
一時保護所での生活が
トラウマになってしまう子もいます。
以前、ブログに載せた、ロイター通信の記事の中では
厚労省の役人が
「一時保護所が今のままでいいなんて、
誰も思っていない」
とはっきりコメントしています。
参考までに、ロイター通信の記事も
もう一度載せます。
http://jp.reuters.com/article/japan-child-shelters-idJPKBN19E0KD
「ケアより規律、被虐待児童が直面する一時保護所問題」
このままでいいなんて誰も思っていないのに。
ではなぜ、ずっと放置されて来たのでしょうか。
一時保護所が作られたのは、戦後
戦争孤児や放浪児を保護する目的でした。
そして、その時からずっと変わっていない。
これって、恐ろしい事ですよね。
これを機に、一時保護所が子どもにとって
安心出来る快適な場所になる事を望みます。
まずは、ちゃんと調査して欲しい。
第三者委員が誰になるかも重要です。
ちらっと見るだけの視察では
何もわかりませんし。
そして、一時保護所が虐待を受けた子どもたちの
心のケアが出来る場所になることを。
非行の子ども達に対しても、
厳しくするだけではなく、
非行の原因となった心の傷が
癒やされるような場所になることを
望みます。