東京都「LINE」で児童虐待相談 全国初
2018年11月01日
東京都が児童虐待防止月間である11月、
LINEでの児童虐待相談の窓口を開設しました。
http://www.news24.jp/nnn/news162118522.html
これは、東京都からの申し入れではなく、
LINEからの提案で行われるものです。
通告はためらわれるし、電話すること自体、
ハードルが高い、という人は、たくさんいます。
だから、LINEなら相談出来る、という人は必ずいて、
件数は増えるのではないかと思われます。
重要なのは今回の結果をきちんと東京都が公表することです。
今回の2週間でどれだけの相談があったのか、その件数。
そして、その中で警察や児童相談所の関わりが必要な
深刻な虐待は何件あったのか。
今までの、児童相談所への通報と比較したデータも公表して欲しいです。
その結果、LINE相談窓口を設ける事で、
どんな成果が出せるのか。
LINE相談窓口で相談を受け、児童相談所につなぐ必要がない
相談がかなりの数あって、児童相談所の負担が減る結果につながるのか。
児童虐待の早期発見につながるのか。
ただ「やりました」だけでは意味がありません。
児童虐待防止に、どんな方法が効果があるのか、
検証し、結果を公表し、さらに新たな方法を検討することが重要です。
LINEでの相談窓口開設には必ず意味があるはずです。
だからこそ、公表して欲しいと思います。
そして役所は自前でどうにかしようとせず、
今後もこうした民間の技術を取り入れていって欲しいと思います。