生後2か月の弟の頭、9歳兄が叩いて死亡 児相に通告
2018年05月01日
東京都内で、9歳の兄が生後2か月の弟の頭などを叩き、
弟が死亡してしまった、というニュースが報道されました。
https://www.asahi.com/articles/ASL4W6FHLL4WUTIL04T.html
兄は児相に通告、児童相談所で一時保護されました。
悲しいニュースです。
もちろん、お兄ちゃんは弟を殺すつもりなんかなく、
力の加減が出来なかったのだと思います。
お兄ちゃんは、一時保護中に、今後の処遇が決定されますが、
児童自立支援施設しかないと思います。
元の生活に戻るのは環境的にも難しいでしょうし、
親御さんの心情的にもすぐに受け入れるのは
難しいのではないでしょうか。
都内には、小学校4年生が入れる児童自立支援施設が
1か所だけありますので、そこに入る事になるのだろうと思います。
まずは、お兄ちゃんが事件を起こしてしまった原因の分析が必要です。
一部の報道では発達障害があったとされています。
怒りのコントロール、衝動のコントロールを学ばせることも必要です。
そして、家族がどうやって事件を乗り越えてゆくのか。
被害者家族であり、加害者家族。
そのケアも児童相談所の役割です。
とても難しいことだと思います。
だからこそ、丁寧に関わって欲しいと思います。
ご家族全体が回復してゆくことが望まれます。